ニュルブルクリンクでのサーキットトレーニング
おはようございます。
曇り空の朝。少し雲は高め。今日はMr. Blue Skyがお出ましかな?
===ほぼ毎朝エッセー===
□□ニュルブルクリンクでは何をやっているのか?
先週はお休みをいただいてドイツに行ってきました。BMW主催のニュルブルクリンクでのサーキット走行トレーニングが目的です。各カーメーカーは高性能車を発表する際にそこでのタイムを発表します。
アップダウンの多い、林道のようなものから発展したためか、通常のサーキットとは違い、退避ゾーンも少なく、運転を失敗して壁に激突するYoutube動画が沢山あります。ニュルブルクリンクは世界で最も過酷なサーキットと言われています。
ある意味危険なサーキットなのですが、BMWではそこで年数回、サーキットを借り切ってトレーニングを行っています。1周20キロ強の長いサーキットを、10セクションに分けて、一つづつ教えてくれます。そして最後にはぐるっと何周かします。
トレーニングは、指導員の車の後を、1チーム8人、車4台で追いかけるという構図です。セクションを区切っているので、説明の際にはサーキットの地面に降り立って、そこの傾きやら滑り方やらも、じっくりと学ぶこともできます。
BMWのM4とかM5とかの高性能車の能力の8割程度を使った走行ですが、一般人には目が回るようなスピードだったりします。実際にあるコーナーでは時速230キロでジャンプをしながら着地してブレーキをかけて次のコーナーに入る、そんなことまでやります。自分で走ったら、きっとまともには帰ってこれませんね。
これだけのことを、一般人にさせて、安全に運営してしまう、BMW、いやドイツ人の凄さを感じました。また、これだけのことが一般人にまで普及しているのだから、ドイツ車を始めとしたヨーロッパ車が、高性能であることにもうなづけます。
高性能な車を安全に速く走らせる。このことには、きっとパワースーツのような楽しみがあるから、昔から、多くの人を魅了しているのでしょうね。お休みをいただけて、素晴らしい体験ができました。リピーターになってしまいそうです。。(笑)