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ビジネスモバイルITベンチャー実録【朝メール】から抜粋します

ここまでやるか!Phone Appli社の新オフィス

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おはようございます。

今朝は急に暖かい感じがします。外気温は7℃と。

===ほぼ毎朝エッセー===

昨日はPhone Appliという会社のご厚意で彼らの新オフィスを見学に行きました。神谷町にあるビルの、280坪ほどのオフィスです。そこの事務所には80人ほどが働いているとのことです。全面的にフリーアドレスを導入、Snow Peak社とのコラボレーションでオフィス家具の多くをキャンプ場のイメージで使っています。オフィス全体には、森の香りのアロマと、ハイレゾで録音している水や鳥のさえずりが流れています。

まず目を引いたのが、天板を外した天井です。3mの高さに天井裏の高さが加わるのでだいぶ広く感じます。アメリカのベンチャー企業みたいですね。天井裏を空けてあることで、プロジェクターなどを柔軟に配置できます。それを利用した、広い空間を彩るデジタルサイネージが目を引きます。

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会議室では、大型のディスプレイに自分たちの姿が映し出されています。話した人を追従してカメラで拡大するような機能がありました。

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人がどこにいるのかを追跡できるビーコンも面白いです。基本的に全部フリーアドレス。フリーアドレスがゆえに誰がどこにいるかが分かる必要があるのです。Phone Appli社の「居場所わかるくん」と連携して使えるとのことです。

ホワイトボードも全面的に廃止して、すべてを電子ボードにしたようです。CiscoのものとMicrosoftのSurface Hubというものとがあり、ともにうちにあるBig Padよりはかなり使いやすく、絵も描きやすく進化していました。Surface Hub、一台入れてみましょうかね。

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One on one専用のブースもありました。声が外にほぼ漏れない防音性がある、対面型の会議用の箱です。そこには、会話の粒度を測定する装置もありました。一方てきに話していないか、キャッチボールができているかなどを観測してくれます。会議室の必要性が減りますね。

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あちらこちらに会議もできるスペースがあり、その机にはそれぞれCiscoのPC画面共有システムがありました。至近距離にあるパソコンを超音波で自動認識し、その後、インターネットを通じて画面共有ができるというものです。近場にパソコンを持ち寄って、それぞれに画面共有をしながら打ち合わせができます。

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ペーパーレスが徹底しているため、個人ロッカーも高さ20cmくらいしかありません。大型プロジェクターを多用したデジタルサイネージの、スクリーンの裏にロッカーがあるのです。スペース効率がいいですね。個人のコートかけのロッカーも、男女、スモーカーノンスモーカーで分けてありました。

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遠隔のオフィスと雰囲気を共有するっこの仕組みもなかなかですね。単焦点プロジェクターを2台とディスプレイを90度につなげたこの使い方。なかなか秀逸です。

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オフィス家具の多くはSnow Peak社のキャンプ用品。軽いし折りたためるし持ち運びしやすい、さらにオフィス家具よりはだいぶ安いというメリットがあるとのことです。

オフィス見学はいろいろとさせてもらっていますが、ここまでテレワークを意識した先進的なところは初めてでした。なかなかやりますね。Phone Appli社!見学の機会をいただきありがとうございました。

https://phoneappli.net/camp/index.html

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