社内でもボーダレスに働こう
おはようございます。
ニュースを見ていると、九州や四国を含めあちらこちら雪のようです。東京の朝6時はクリアな空。下弦の月と金星とが夜明けの太陽から逃れるようにいます。
===ほぼ毎朝エッセー===
□□ボーダレスに働こう
国境を越えて働こうという意味ではありません。
部署を超えて働こうという意味です。
会社に入る、部署に配属される、そこでの仕事がある。誰でもそういうところから仕事を始めます。
ところが...、です。
思い返すと、いい仕事、思い出に残る仕事というのは、自分の部署を超えたときに出来ています。自分の部署にこもっているのは、旅行に行かずに働くようなものです。
そもそも部署って何で存在しているのでしょう。
e-Janにはもともと部署は存在しませんでした。皆が自分でできることを軸に、勉強しながらお互いにカバーしあいながら仕事をしていました。
次第に、お客様要望が専門的になってくる、技術が高度化してくる、チームが大きくなってくる中、事業を機能別に整理した方が、効率的になってくると考えるから部署を創りました。これからも必要に応じて部署は創ったり統合したりします。
つまり、入社する、部署に配属される、そこでの仕事があると、固定的に考えていたものは、実は全く固定的ではないということです。
事業は絶えず変化するものです。
自分の部署にこだわりすぎたり、今までのやり方にこだわり続けると、変化についていけないことが発生します。これでは、本末転倒ですよね。
最近では副業や複業を歓迎する社会的傾向が出ています。それも同じですね。同じ会社の中だけから物事が見ていたら、それは旅行に行かずに同じところでずっと仕事をしているようなものです。
自分の働いている環境は固定的なものではありません。自分の持っている能力を別な部署の活動で活かしてみるのも大歓迎。そんなことが自分の幅を広げます。
自分の持っている能力って何なのか?
そんなものは、誰もわかりません。ポテンシャルの話ですから。なんだかやっていて、難しいけど楽しいこと、ワクワクすること、そんなアンテナで動いていていいのです。
自分の与えられた仕事の中から、難しいけど楽しいこと、ワクワクすることを見つけ出して広げていくのも一つです。そして、ぜひ、会社全体に目を向けて、自分のアンテナに引っかかったことに、能動的に首を突っ込んで、仕事を広げて行くといいです。旅行に行くようなもの、きっと記憶に残る仕事ができます。
そう。いい仕事の種というのは、ハザマに存在していることが多いのです。