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ビジネスモバイルITベンチャー実録【朝メール】から抜粋します

貴方の今の仕事は量産効果を生んでいますか?

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おはようございます。

昨日は久々の雨。空気が湿っている感じが心地よかったです。そして今日の最高気温は17℃??

===ほぼ毎朝エッセー===

考えてみると、私たちは、CACHATTOの事業やe-Janのことをずっと考えています。ビジネス用途でもっと広範に使ってもらうにはどうするか。今もっている強みをどうやってより強くするか。次に何をやるのがいいのだろうか。それぞれに正解はなく、「やるかやらないか」だけです。そして、e-Janでは、やる際には、ある一定のルールがあると考えています。

日々朗報や警告がいろいろとやってきます。どこぞでの採用があるとか、どこで解約だとか減数されたとか。新規採用や追加があったときには無条件に嬉しいです。解約や減数での更新があったときには、どうして?と、自分たちを責めます。一喜一憂してはいけないと思いつつも、一喜一憂しています

大局的には、自分たちのビジネスはいい方向に伸びているのですが、局所的には問題点だらけ。日々問題と戦っています。基本的に、ビジネスは人がやりたくないことを代わりにやること。お金で代わりに大変なことをやるというものです。それなので、矛盾だらけの環境の中で如何に成立させるか。問題だらけなのは当たり前なのです。でなければ他の人がやっています。

そして、e-Janとして大切にしてきたことは、「量産効果がある否か」の自問自答です。その場での対策やカスタマイズ、その時にしか使えない解答。その時だけのロジックしか通用しない値下げ、力に負けるような契約。こういったものを極力排除しながら、次にも使えるロジックを創り対処しています。そして、次に同じことが問われた時にはその同一のロジックで対応する。これが「量産効果」です。

では、なぜ「量産効果」が大切なのか?

それは、皆の仕事を無駄なく積み重ねるためです。日々やっていることが、今の自分の仕事は一回のみでの浪費なのか、それとも次につながるものになるのか。一歩引いて、ちょっと考えて、それが量産効果を生んでいるのか考えるのです。そして、難しいことを量産効果があるように実現するように頭に汗をかくのです。それができたなら、大きな価値を生みます。二回目からは殆ど人件費がかからずに対応ができるようになるからです。

「量産効果が積み重なるよう」に、仕事をしていきましょう!

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