上海のお客様でのテスト導入現場での立ち合い
おはようございます。
今週は上海に来ています。このまま木曜日は大阪に入り、顧客訪問。そして金曜日には恒例のCACHATTOユーザー会(大阪)です。今朝の上海の天気は曇り。お天気も雨がちな日本と似ています。
===ほぼ毎朝エッセー===
昨日、日本の大手電気部品メーカーT社(上海)でのトライアルに立ち会いしました。考えてみると私の最近のトライアル機設置の立ち合いは海外でばかりです。それでも久々の立ち合い。1年以上前のマレーシアとシンガポール以来でした。
お客様に10時に到着すると、さっそく担当の中国人二人と仮想環境へとプログラムをデプロイするところからスタートします。ネットワーク設定の不明な部分で引っかかりますが、これは先方の技術者がクリア。そして、いよいよCACHATTOをインストールしてDominoサーバーと接続、あっさりとNotesメールがスマホで表示されます。「あとは残項目の設定を小一時間くらいで」と、お昼ご飯の休憩に入りました。
さて、午後、部屋を変え、インストールの継続です。
CACHATTOを最新バージョンにあげる作業を進める中、先方の上司の方は様々に質問をしてきました。CACHATTOの仕組みだとか、できることだとか。もともとあまり伝わっていなかったのです。ホワイトボードに図を描き、説明を進めます。すると、好奇心が刺激されたのでしょう。あれができるか、これができるか、様々にリクエストが来ます。
気の毒なのは導入作業をしていたSでした。ポータル連携を3つ、ファイルサーバー連携を1つ。その場で説明をしながら連携を実施することになります。運がよかったのは、そのどれもが即時つながり、サクサクと動いたこと。さらには通知や指紋認証もセット。先方の管理者さんの技術力も素晴らしく、かなり好感触な感じで進んでいきます。
お客様の笑顔がどんどんと輝くのがわかります。中国語UIもばっちりなようです。メニューの中国語部分を見せながら、これはどういう意味だという質問をしてきます。さらには、CSB-Wの動作確認やCDtのデモンストレーションも行いました。彼らに英語が通じたのも助かりました。
彼ら曰、来週東京でグローバルのITの会議がり、そこでCACHATTOを紹介したいと。日本本社では、従来使っていた別なシステムが事業撤退するにあたって、代替品を探しているはずです。CACHATTOがちょうどはまります。
同グループでは各リジョンでかなりの権限を持ちながら製品の採用を進めるので、中国での独自での採用は問題いないだろうと。でもせっかくならグローバルで行きたい。故に、e-Janからも来週の会議への出席を求められました。こちらで紹介してくれた代理店も日本で同行することになるでしょう。
密度の濃い導入作業が一段落すると、時間はすでに午後4時でした。その後、その代理店さんのオフィスに行き、代理店契約書の修正についての議論。いろいろと進みそうです。いい感じに動いてきます。
それぞれにお客様で当たり前のように動いているCACHATTOですが、その裏にある、膨大な設定項目を見て、代理店の方が「さすが日本のソフトウエアって感じですね」と。どれだけの苦労をしながら、新UIや新機能や多言語対応を矛盾なく実装してきたかを知っているだけに、CACHATTOの今の状態を誇らしく感じました。
さて、今日はこれから上海での日系企業向けセミナーです!100人の席のところに150人の応募がある盛況ぶりのようです。