今年で15年目。売り上げの100%を占めるIT商品
おはようございます。
関東地方も梅雨入りしたとのことです。
===ほぼ毎朝エッセー===
□□事業って面白い
e-Janネットワークスの事業構成ってユニークです。この夏、2003年から続いたあるシステムが終了することによって、CACHATTOがe-Janの事業の100%を占めるようになります。CACHATTOも2003年生まれ。今年で15年目です。その15年目の製品だけで100%の売上です。
よく評論家は「単一商品では会社が不安定。多角化をすべき」と言います。私はそのように考えていません。なぜならば、CACHATTO自体が大いに変化をしているからです。一方、単一製品にすべてのリソースをつぎ込むことで、変化し続けることができるのも事実です。
無我夢中に事業をやっていると、CACHATTOにはやるべきことが沢山あることが見えてきます。そして、CACHATTOをまだまだ良くすることができます。それは、かなりのスピードで進化している、先端デバイスやネット環境が相手だからです。
ふと我に返ると、CACHATTOをIT製品やITサービスとしてとらえることができますが、実は違うものを提供していると思えるようになりました。どうやらe-JanがCACHATTOと通じて社会に提供し続けているのは「新体験」のようなのです。ユーザーの新体験がビジネスになっているのです。
その昔は携帯電話を使って社内メールが読めるという新体験。次にはスマートフォンやタブレットで社内システムが扱えるという新体験。そして今は、パソコンまで自由自在に使って安全に実現できるテレワークの新体験。これらが大企業や政府レベルのセキュリティ基準の中でも問題なく実現できています。現在利用者は38万人。
新たなデバイスや環境を、新たな使い方で提案する。その新しい仕事の仕方の「体験」を提案し、それがビジネスになっているのです。単一製品に見えていながら、内容はどんどん変化している。それがゆえに、単一製品でありながら、単一ではいられない。絶えず変身しています。
面白い分野で勝負できていると思います。深めていきましょう!