緊急体制で社内の別なセクションの仕事をやる意義
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おはようございます。
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===ほぼ毎朝エッセー===
開発が遅れ、それに伴って検証も遅れ、様々に苦戦しているある開発があります。社内で使っていて仕上がってきていることは実感できますが、製品として世にリリースできるレベルまではあと一息です。
開発が遅れて、その途中で確認される不具合。先週会議で話し合っていて、これからリリースまで時間が最もかかりそうなのが検証にあるということがわかりました。そこで今回は、製品企画グループのメンバーたちに、品質保証グループで実施している検証に加勢してもらうことにしました。もちろん、彼らの加勢によるスピードアップが大きな理由の一つです。
そして、今回の緊急体制にはもう一つの理由があります。製品企画グループには名前が示す通りに、製品を企画して上市して、さらにそれが社会に受け入れられるようになるまで、表現のしかたや製品改良の方向づけを企画することを期待しています。よって製品企画グループメンバーがプロジェクトマネジメントをする機会は増えてくると考えています。
製品開発において、検証というプロセスは大切な仕上げの工程です。プロジェクトマネジメントを実施するにあたって、検証の現場で何が起きているのか、これを実体験を通じて知ることはとても有意義です。現場を知る、後工程を知る、ですから。
これ、私がメーカー勤務時代のとき、営業部隊にいた技術陣が愛知県の工場で手伝いをしたことと似ています。若かった自分は当初、「なんでこんな根性論的な...」と結構批判的だったのですが(笑)、結果的にはものすごくいい体験になりました。
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