「お金で釣るのか?」との批判も出そうですが、早朝出社実験スタート!
おはようございます。
どんより曇り空。朝5時は1009hPa、19.5℃。
===ほぼ毎朝エッセー===
□□アーリーバード制度のマイナーチェンジ実験
先週の木曜日にリーダー会議で議論した後、翌日急きょ発表しました。
「アーリーバードをモデルチェンジします!」
e-Janネットワークスにはフレックスタイム制度があります。コアタイムは午前10時から午後3時までです。社内の皆には、なるべくに生活パターンを色々と試してもらいたく、原則として定例会議などはコアタイム内で実施してもらっています。
一方、業務がらどうしても9時出社が求められる職種があります。例えばサポート。例えば営業事務。電話がかかってくる時間に誰かがいなければならないわけですから。そして、9時前に出社する人とコアタイムの10時前に出社する人とでは、通勤の痛さ度合が違います。やはり9時に出ようとすると大変です。
そこで「痛勤手当」という意味合いで「アーリーバード報奨」(旧名称:早出手当)という制度を創りました。スタートしたのはもう5年以上も前のことでしょうか。もちろんこれは残業代とは別カウントです。
これは、月に10日以上9時に業務体制になっている人がいれば、その人にはその日数×1000円を支給するというものです。月に10日という目安があるのは、それが業務上9時前出社が必要であると判断できる業務であるという、ある意味の閾値です。
一方、当然のことながら、朝が好きで早く出ている人もいます。そもそも自分は、朝の高効率を信じています。早出の習慣に一日1000円の報奨があってもいいとも思いました。早朝のトラブルの対処などでも結構助かることがあることは事実ですし。
さて先日、その仕組みを考え直しました。
実態が「痛勤手当」だったものから、本当の朝の効率アップと、夕方の自分の時間の有効活用を見つけてもらおうと思ったからです。今なら夜明けも早いので絶好のタイミングです。そこで、9月末までの「実験」として期間限定で次のパワーアップをしてみました。
・朝8時前までに出ている人は、従来の「アーリーバード報奨」プラス500円。
・朝7時前までに出ている人は、従来の「アーリーバード報奨」プラス1000円。
このゲームでどのように変わるかを見てみることにしました。「お金で釣るのか?」というご批判も受けそうなのですが、先日読んだ『「学力」の経済学』という本によれば、「何かを達成したらお小遣いをあげる」というのは子育てにいい効果を出すことができるとのことです。モノは試しです。
早速、初日および二日目の実況中継を転記してみましょう。
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初日:
5:47 2016/06/06
お仕事開始。
6:48 2016/06/06
お、誰か開発側の席で出社したぞ。Rさんかな。電気が付いた。
6:53 2016/06/06
お、Tさん登場。牛久から始発でこの時間と。それでも座れなかったと!
6:55 2016/06/06
お、Teさん現る。
6:57 2016/06/06
お、「おはようございます!」とCさんが通過。
7:06 2016/06/06
換気で開けていた窓を閉めにいったらSさんもいました!
すると、Rさんのスマホから音が。。
Rさん「いつもこの時間に起きていました」と。(笑)
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二日目:
5:25 2016/06/07
お仕事開始。
6:42 2016/06/07
TEC/DEV側に誰かが入ってきたが、挨拶も無いので誰だかわからない。。
6:47 2016/06/07
「おやようございま~す!」と、誰かと見たらMさん。
6:49 2016/06/07
お、ぞろぞろっと3人、台湾プログラマー勢か。TEC/DEV側に入ってきた。
7:28 2016/06/07
TEC/DEV側に挨拶に行ったら6名在籍。静かではかどっていそう♪
7:37 2016/06/07
以前は一番早かったKさんが今登場。すっかり光景が変わっている。
7:52 2016/06/07
8時前の波、どどっと増えてきました。
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皆さん、このゲームが面白いと思ってくれたのでしょうか。
毎日7時前出社というのはかなり大変です。その分、夕方の時間を自分のために使ってもらうなど、副次的な効果はとても大きいと思っています。毎朝7時に出れば月20日間として最大4万円の報奨金がもらえます。残業代よりは質がいいと思います。プラス500円とか1000円でお昼と少し豪華にしてもいいかもしれませんしね。
というようなことで、9月までにどのように変化するのか、組織的な早朝実験がスタートしました!
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