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ビジネスモバイルITベンチャー実録【朝メール】から抜粋します

運動を人生に定着させるコツ

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おはようございます。

曇り空。1015hPa。関東地方、気圧が1気圧より高いと天気が悪いです。スマートウォッチで気圧が測定できるのは面白い。さて、今晩は雪が降るのでしょうか。


===ほぼ毎朝エッセー===

□□日々に運動を取り入れるコツ

「やせるために走るぞ!」とか「ジムに行くぞ!」とか。

社内でも聞くことは多いのですが、観ていると継続が難しいようです。今朝は、これがなぜ難しいのかについて考えてみましょう。

まず、人は準備に20秒以上かかることを嫌います。

走ったりジムに行ったりすることは当然のことながら準備が大変。これを日々継続するには、よほど強い意志や理由がないとできません。

では私のような意志薄弱な人はどうすればいいか?

準備に20秒かからない細かい運動を日々に取り入れればいいわけです。そしてそれを日々記録するのです。

1日1分間、息が切れるような運動をすれば、ミトコンドリアが増えて体は活性化するそうです。準備なしでできる運動を考案すればいいわけですね。例えば階段を8階まで駆け上がるのは、準備が要らないので、毎日続けやすいです。「階段を上るぞ!」という瞬間のキメで継続できます。

さらに、運動は効果がなかなか見えないのも心が折れる原因の一つです。

ジムに数回行っても体重もすぐには減らないし、体形もすぐには良くならないです。でも健康診断系の数値もいい数値を維持したり改善したいじゃないですか。つまりこれは、「急がないけど重要なこと」の範疇のものですね。

「急がないけど重要なこと」範疇のものを定着させるコツは何でしたっけ?

はい。それはスケジュール化、ルーチン化、そして記録です。行く時間を決め、それを守ることです。継続が力になります。

ジムには様々な「お教室」がありますよね。その「お教室」の内容の効果もあるでしょうが、実は、時間を固定するという隠れた効果があります。だから「急がないけど重要なこと」が定着できる手助けにもなります。

自分も40代前半に腰が痛くなるのが悪化していた時期があります。「なんとかせねば...」と、ジムに通い始めたのですが、結果的にはピラティスがはまり、その「お教室」がある日曜日の午後に、以前住んでいた東戸塚のジムまで、わざわざ未だに通っています。

結果的にはもう7-8年通っています。今や、内層筋はしっかりしているし、腰痛もゼロだし、効果絶大です。ただその効果を実感するまでには1年くらいかかりました。

自分でも体験してダメなパターンは、「連休は毎日運動するぞ!」とか「平日も怒涛のようにジムに行くぞ!」と、気合いを入れすぎることです。これが定着したことは、私も半世紀以上生きているなか、どうやら無かったです。

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