製品を通じた開発エンジニア達との会話
おはようございます。
雨の朝。週末もよく降りました。今朝は社内向けメッセージにて失礼します。
===ほぼ毎朝エッセー===
□□気合いの創り込み
私は工業製品が大好きです。車でもギャジェットでも。製品を様々にいじって、エンジニア達の思想を感じています。「やるなぁ」とか「なるほど」とか「ここは甘いな」とか。そういったことを心につぶやきながら使っていくのです。
告白すると、従来のCACHATTOにはいつも微妙な不満を持っていました。どこかに妥協があるような匂いやオーラがあったのです。エンジニアたちの言い訳が随所に聞こえてきたのです。
開発やテスト体制はお金をかければできるものではありません。面白いもので、品質というのは、必ず弱いところから決壊します。一人ひとりの責任感に加えて、熱意と意地が必要です。
今回のリリースに至るまでの、社内テスト体制と修正体制は「すごい」と思いました。開発陣、技術陣の熱意と意地が感じられるものでした。その結果、今回のリリース品であるCACHATTO Ver.5.5 R2は、ついにメール周りの動きでの「自信作」というものになりました。私のような、開発者の気持ちが分かる人には、きっと無言で納得してもらえるものに近づいていると思います。
「これいいじゃん!」
新機能をしっかりと充実させてちゃんと動かすことで、お客様にそう言い続けてもらう。ここにも責任感と意地と熱意が必要です。次なるチャレンジは、この創り込んだものをバージョンアップしてもらって本気で使ってもらうことです。
製品の改良はエンドレスなもの。まだまだ穴のある領域はあるし、もっともっと良くできる場所もある。ただ、一度この緻密な創り込みの成功体験をすれば、次には必ずもっと高レベルでの創り込みができるように、また、したくなります。この繰り返しとこの積み重ね。上方向のスパイラルに乗ってきています。どんどん良くして行きましょう!