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ビジネスモバイルITベンチャー実録【朝メール】から抜粋します

ITが悪化させたのか、上海でのタクシー乗車拒否がひどい

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おはようございます。

土曜日に上海から戻ってきました。今年は東京の方が暑い!

===ほぼ毎朝エッセー===

上海にいると、たまにシンガポールにいるのかと勘違いしてしまいます。2年ぶりの上海、それくらい町が綺麗になってきていると感じています。ところが一方、タクシーや地下鉄を使おうとすると、メインランドチャイナであることを思い出します。タクシーは乗車拒否あたりまえ、地下鉄は列やマナーの悪さ。ちょっとげんなりします。

さて、タクシーが乗車拒否をするようになってきているのには理由があると。今回出張に同行した上海人社員のAの日報から引用しましょう。

以下引用==>

[Good News/Appreciation Message]
私も上海の公共交通をネタとします。KさんとのBusiness Dinnerが終わった後、タクシーに乗るまで一時間も待ちました。「滴滴打车」や「快的打车」などのアプリでタクシーを予約している人が多いので街で手を振ってだけじゃタクシー運転手に止まっていただけません。
(Because extra money will be given to drivers as an incentive by these app end users)
一年前よりも状況が悪化されているのは、それが最大な原因で間違いありません。そういったアプリは、政府より全部ブロックすべきだと思います。

<==以上引用終わり

スマホアプリによる配車サービスの利用が定着。運転手は街中で手を上げている人を拾うよりも、行き先の分かっている、配車料金ももらえる人を拾った方が得なのです。

思わず日本のバブル期の1万円札をかざしながらタクシーを拾おうとする、あの時代が思い出されました。(笑)

これを読んだ台湾人社員のWからは次のようなネタが。

以下引用==>

[Good News/Appreciation Message]
* Regarding Shiro san's story of calling Taxi in Shanghai, it reminds me my experience of calling a taxi in Beijing. I went to Beijing 4 or 5 years ago with my friend who is male. We waited aside the road and waved hands for taxi. There were numbers of taxi driving by but no one stopped. We kept waiting and calling for taxi for about half an hour. Suddenly, two young ladies appeared at the same block and they waved hands for taxi. It took less than two minutes for them to get an empty taxi. Inspired by this story, I would suggest those who wish to get a taxi rapidly: ask a lady to wave hands for you.

<==以上引用終わり

つまりこういうことです。

北京においても4-5年前に乗車拒否が横行していたと。そこに女性が手を上げると問題なくタクシーが止められる体験をしたそうです。

そういえば、今回上海での最終日、女性3人を含んだ集団で、女性がタクシーを止めたら、あっさりと止まってくれました。むむむ、そういうこともあるのか!?

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