見栄を張らなくていい人生
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===ほぼ毎朝エッセー===
□□見栄を張らなくていい環境
同窓会とか昔の友人とかと会う心地よさってあります。特に年齢を重ねるとその傾向が顕著になるようですが、お互いに見栄を張らなくてもいい環境というのは心地がいいようなのです。
見栄を張らなくても家族のように存在を認めてもらえる。そういう心地よさが社会の底に流れていると、人々の活動がとても健全になるように思えます。
一方、昔関わった人たちとの関係を突っぱねてしまうような人も一定の割合で存在します。過去を忘れたいとか、人生がどこかで思い描いていた軌道から大きく狂ったとか、理由はそれぞれにあるでしょう。
過去と決別できるという幻想がそうさせるのかも知れません。そして、この手の考え方を持つ人がマジョリティになってくると、社会がその場限りの居心地悪いものになるように思えます。
よく、過去にある悪い思い出、その原因となった人や組織を憎んだりしますが、そもそも、その記憶自体を憎むことは自分自身の一部を憎むような行為であり、それは自分のことを傷つけることになるようです。
それなので、刹那的ではなく、見栄を張らず、のびのびと人と付き合える環境というのはとても大切なものだと考えています。そういう場を創るのは構成員一人ひとりです。その考え方がマジョリティになるように組織を運営することに腐心しています。
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※20150515 9:58 タイトル変更、「環境」→「人生」
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