出張に持っていくことにしましょう「Nakamichi」
おはようございます。
シンガポール最終日。今日はイースターのGood Friday、ビジネスのアクティビティがありません。ラウンジで仕事をすることに集中しましょう。
===ほぼ毎朝エッセー===
□□Skype越しのグループリーダー会議
今回の出張ではインターコンチネンタルホテルの特別会員になることを試してみました。会費はUS$200ほどかかるのですが、特典として、専用ラウンジの利用し放題、ラウンジの会議室の無償利用、最終日午後4時までのレイトチェックアウト、部屋へのフルーツ提供などのサービスを受けられます。
今回の専用ラウンジでは、会員でない人たちも招き入れて、朝食やら、夕方のアルコールを含む軽食なども取れてます。
外に出れば出たで別途大変なことや費用もばかにならないこと、部屋では息苦しいことなどを考えれば、常に関係者の集合場所と安心できるラウンジという空間が確保できたのは、なかなか合理的なことだと思いました。
ちなみに白木屋レベルの居酒屋でも一人頭8000円かかるのがシンガポールだそうです。酒税が高いのでしょうか。
今回の特筆事項は昨日のグループリーダー会議でしょう。日本時間での10~11時半に行ったのですが、ストレスなく実施できたことは画期的でした。
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会議の前日のことです。
ホテルの会員特典のひとつとして会議スペースが無償で借りられることができることがわかりMから提案がありました。
「グループリーダー会議をその会議室からやりませんか?」
面白そうです。早速試すことにしました。
そのために、欠けているのは性能のいいスピーカーフォン。そこで前日の夜、ショッピングモールに出向き、Tと二人でスピーカーフォンを探索しました。
何店か聞きながら歩きまわり、結果的には、Nakamichiという、日本ではあまり聞かないブランドのものがみつかりました。早速お店でiPhoneとのBluetooth接続をしてみて、Tの電話と普通にハンズフリー会話ができることが確認できました。
SGD160(1万3000円)と、それなりの値段なのですが、他に選択肢もありません。入手することにしたのです。
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会議では、iPhone 1台とNakamichiのスピーカーフォンと、各自のPCを持ち込み準備を進めます。一方、東京では高性能なヤマハのスピーカーフォンとパソコンで、これまたSkypeにつないでもらいます。
シンガポール側のインターネット接続はSingTelの4G回線です。プリペイドカードでデータ通信を確保してあります。ホテルのWi-Fiがいまいち不安定なので、キャリア網を使うことにしました。
会議が始まります。
ノイズキャンセルも双方でしっかりとされています。ラスベガスからのストレスフルな参加とは大いに異なり、音声が高品質で普通に複数名どうしでの会話が成り立つのでした。
会議の内容も十分に議論が進み、シンガポールから3人が参加するというスタイルでも違和感が少なかったです。
これで今後海外からの会議参加も簡単に機動的に安くできますね。国内出張でも十分に成り立つでしょう。
出張用にNakamichiのスピーカーフォンを何台か調達しておきましょう。出張時には必携とすれば、機動的に会議に参加できます。
また、普通に音楽プレーヤー用のスピーカーとしても使えますし。
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ちなみにこのNakamichi、昔日本でオーディオメーカーだった記憶があるのですが、国内ではすっかり見かけなくなっています。
会議後にスピーカーフォンの型番を簡単に調べてみたのですが、日本ではどうやらネット販売すらされていないようです。
日本の品質イメージを利用して海外専門で販売しているのでしょう。味千ラーメンもそうです。海外が主にビジネスをやっている日本ブランド。
いろいろありますね。