8年、最新サービスの古いバージョンの停止に思う
おはようございます。
一雨降った様子の朝。雲はどんより。
昨晩は涼しくて良く眠れました。
===ほぼ毎朝エッセー===
先週cs13というCACHATTOアクセスポイントを停止しました。
それによって、従来のCACHATTO Ver.3というものが使えなくなります。
このバージョンは3年前にサポートを打ち切っていたのですが、
一社だけなかなか変更をせずに使っていらっしゃいました。
その一社もようやく新しいバージョンへの移行が完了し、
何とかアクセスポイントの古いサーバーを停止できたのです。
「cs13」はかれこれ8年くらい稼働していたことになるでしょうか。
いまから8年後というと、オリンピックも終わっています。
その頃には今の最新バージョンもかなり古くなってしまっていて、
同じようなことをやっているのでしょうか。
時間のスパンというものは長いようで短いです。
製品やサービスに寿命というものがあると言われます。
でも、そのもの自体を日々徹底的に磨き込んで創り込んでいくと、
そうやらそれは長い寿命を持つようになるようです。
一方、「こんなものでいいか」と、気持を抜くと死んでいく。
それもあっと言う間にダメになっていくようです。
日々メンテすることで生き物のように変化しつづける。
それが変化する環境にも追従できる、いや、魂の込め方では
環境自体を徐々に変化させていく力さえ発揮してくれます。
メンテを着実にやっているか、日々確認する作業が、
「日付」をタイトルに入れて皆に書いてもらっている、
Daily Report(日報)です。
送信するときに一息置いてその日に気持ちが込もったか確認する。
「これでよし!」と心の中でつぶやいてから送信する。
このような習慣にするといいと思います。
それが大きなスパンでは製品やサービスを陳腐化させづらくして、
寿命自体を長くしている。
そして長く続けられること自体が自分たちの未来を明るくする。
そのようなことを思わされた古いバージョンの停止でした。