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ビジネスモバイルITベンチャー実録【朝メール】から抜粋します

iPhone 4でSkype長時間通話をすると角が痛い!

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おはようございます。

夜明けはずいぶんと遅くなってきました。4時過ぎには若干暗くなってきています。夏全盛とはいえ、すでに太陽の力は弱くなってきています。

今朝は、iPadはカレンダー用ディスプレイ、iPhone 4はSkype用通話端末、パソコンでファイル共有。いつの間にか贅沢なマルチ同時接続環境についてです!

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本日プレスリリースを実施します。加藤さん率いるビーコミさんご指導の下、記者会見を大手町の東京會舘で行います。昨日もそのためにプレゼンテーション資料やらプレスリリース文やら、様々な詰めの打ち合わせをする必要がありました。

プログラマー社長さんとの遭遇事件があった箱根からは早めに戻り、夕方、自宅からSkype越しに打ち合わせをすることにしました。通常であれば、Let's Noteパソコンに、マイクとヘッドフォンとを差し込んでSkypeを使うのですが、ふと思い立って、iPhone 4のSkypeを使ってみることにしました。

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iPhone同士で通話するのであれば、料金も無料だし、電話機能を使えばいいわけですが、会社側が遠隔Skype会議用にはPolycomのUSBスピーカーマイクを使っているために、あえてSkypeを使いたかったわけです。

実際に1時間ほどの会議をやりました。

iPhone 4の角張った形は顔に若干痛いですね。それを除けば、音質も極めてクリアだし、普通に電話をしているのと全く変わりありませんでした。パソコンで画面共有をピアツーピアで行いながら、別なネット環境でSkypeの会話を行っています。

さらに自分のカレンダーをチェックしたいと思い、iPadでCACHATTO経由、社内のdesknet's上のカレンダーアプリを表示します。

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ふと自分の姿を振り返っておかしく思いました。

サブディスプレイを、手元のパソコンから分岐したディスプレイとして使うのではなく、遠隔のリソースを、別々な端末でそれぞれつないで実現しているのです。VoIPも別な端末と接続で同時に普通のものとして使っています。

25年前には1200bpsのモデムで国際電話をかけてデータ通信、10年前にはISDNを64kbpsでつないで「速い!」と喜んでいたことを思うと、なんとも贅沢なマルチでパラレルな接続環境になっています。インターネットの通信環境が端末とともに大きく進化している、隔世の感を覚えました。

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