個人のiPhoneを会社が利用してしまおうという逆転の発想
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先日、ある代理店の方からお聞きしたのですが、とある会社で「社員のiPhoneを有効活用するように」というトップダウン指示が下ったそうです。誰しもが聞いたことがあるような大手企業です。
昨今、セキュリティや個人情報の保護の観点からも、ICT端末のトレンドは「会社による専用機の貸与」なのですが、全く逆を行く発想です。その柔軟さに素直に驚いてしまいました。それほどiPhoneが普及してきているということでもあります。
考えてみればiPhone利用者はパケット代の定額サービスに入っている率100%です。さらに、iPhoneではインターネットを使えば瞬間的にパケット定額の上限に達してしまうので、Wi-Fi専用機として塩漬けでもしない限り、パケットの定額サービスの上限額に達します。会社の端末として利用したとしても、個人個人の費用負担額は変わりません。
その社会的に整ったiPhone環境を、今度は会社がインフラとして利用してしまおうというのです。その際に、セキュリティ要件をどのように整えるのかということが課題であり我々に声をかけていただきました。
自分のiPhoneが会社の業務端末になるとすれば、それは利用頻度もその重要性も格段に上がります。家の財務大臣にiPhoneの必要性を説く大切な一手にもなりそうです。新しい動きだと思ったので報告させていただきました!
さて、今日はこれから第5回『朝カフェ次世代研究会』です。
※20100613 22:01 ITC→ICT タイポ修正させていただきました。
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