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ヴィジュアル、サウンド、テキスト、コードの間を彷徨いながら、感じたこと考えたことを綴ります。

Copilot使用、AIイラスト。エレキギターのストラップをデザインしてみました。 ~ 絵と詩と音楽 (n) ~

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Microsoft Copilot(Image Creator from Designer)を使って、イラストを描いています。

エレキギター用のストラップをデザインしてみました。

昨年の春から、エレキギターの一日10分練習を始めました。25年のブランク。ようやくピックの持ち方が安定してきました。先日、紺色無地のストラップを購入しました。最短にしても2cmほど長い。構え方の問題かもしれないので、思案中です。

オンラインショップの商品には、おとなしめのデザインのものが多いですね。そこで、「ギターを吊るす」という本来の機能を超えて、魅せるものを描いてみました、

まずは、ビジューや羽や、小鳥と花のシルバーの飾りが付いた、かわいいストラップです。花や小鳥の種類までは指定せず、Copilotに任せました。シルバーのワイヤーワークは、はみ出して怪我しそうな部分を、Photoshopで加工しています。

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シルバーのバックルやタッセルの飾りを付けてみました。背景に、不要要素が混じりこんだので、Photosohpで加工しています。

strap2.png

次は、シンプルなボタンや花が付いた、どんなギターにでも合いそうなデザインです。これは筆者も使ってみたいです。

strap3.png

さらに、重厚感のある、ゴージャスなデザインです。見た目通り、ビジューやシルバーのワイヤーワークで、重そうです。ロックのプレイヤー向け。ステージでは映えるかもしれません。

strap4.png

もう1点、重厚なものを。合成皮革にシルバーのスタッズや飾り。どんな曲に合うのか、見当も付きません。

最終形のように見えるかもしれませんが、デザインとしては、入り口です。要素を絞り込んだうえで、細部まで練る必要があります。しかしながら、完成イメージを伝えるラフとしての役割、打ち合わせ用のタタキ台としての役割は、じゅうぶんに果たせるレベルです。

ビジュアルデザインを要する制作物の何割かは、客先にSurfaceを持ち込んで、ヒアリングしながら、その場でImage Creatorを使って作成すれば、大幅に、企画工程を圧縮できるでしょう。「こうね、なんていうか、ゴージャスな感じで」「作成します、(数秒で作成)、このようなイメージでは?」「もうすこし明るい感じ、色をもうちょっと何というか、うまく言えないんですが」「では、変更してみますね(数秒で作成)」

顧客のざっくりしたイメージを聞いて、自社に持ち帰って、チーム内で検討して、デザイナーが複数点数のタタキ台を作って、再度訪問なりデジタルデータを渡すなりして、返答を待って、方向性が固まるまで繰り返す。これを一度の打ち合わせで完結させることが可能になるかもしれません。

strap5.png

今回は、弦の数に悩まされずに済みました。次回からは、ギターのある風景を何点か紹介、さらに、これまでの作図経験を生かして描いた、作品と呼べる段階になってきた風景画を掲載します。

描いたものを順次公開しています!掲載済みのイラストは、目次から。


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