HPのサーバー戦略

HPが示唆するサーバベンダーの生きる道

この記事もかなり前に書かれたものですが、ワークロード特化型サーバー戦略の状況はどうなのでしょうか？

HPさんを始めとする大手PCサーバーメーカーにとっての大きな誤算は、今後のクラウドの発展に伴ってサーバー需要が爆発するという予測のもと、コンテナに多量のラックに詰め込んだPCサーバーを多量に売ろうと考えていたと思いますが、大手クラウドベンダーは、大手のサーバーベンダーのサーバを採用するのではなく、いわゆるホワイトボックスと呼ばれるメーカーにクラウドに適したサーバスぺックを策定して作らせる方向に走ったというところでしょう。

要するに一般のPCサーバーはクラウド環境にはオーバスペックだということです。

それに対抗する戦略としてのワークロード特化型ということだと思いますが、この戦略の肝はムーンショットと呼ばれる新しいサーバーアーキテクチャです。

この新しいアーキテクチャでホワイトボックスベンダーとどう戦っていくのかなかなか面白いと思います。