HPとSAPの合併の可能性
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オラクルがエンジニアド・システムでハードとソフト(ミドルウェア)を一体化させる戦略を強める中、先日IBMが似たようなコンセプトのPureSystemsというのを発表しました。
そうなると当然残るHPがどういう戦略でくるのかが個人的にも興味深かったのですが、HPさんはいかんせんデータベース製品を持っていないので同様の戦略を取るのがなかなか難しいだろうなあというのは部外者の私でも容易に想像できます。
まさかオープンソースのデータベースを真ん中に置くというのもオプションとしてはありかもしれませんが、現実的には厳しいでしょう。
オープンソースのデータベースにしてもMySQLはOracleの手にあるものなので、それ以外となると選択の幅も非常に狭くなるわけですし。
そんな中、HPとSAPの合併の可能性を論じた記事を見つけたわけですが、このオプションはまったく想定していなかったですが、確かに理にかなっている部分があると思います。
どちらかというとHPとしてはこのシナリオでいきたいところでしょうが、SAP側のメリットがどの程度なのでしょう
あとはもしマージしたとした時の企業文化の融合がスムーズにいきそうな感じがしません。
これは単なる個人的な感覚ですので根拠は薄いですが。
いずれにしてもIBMさんは安泰そうですね。
ところでOracleはまだHPの買収を虎視眈々と狙っているんでしょうか?
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