Hybrid HDD

シーゲイト、SSDとHDDのハイブリッド・ドライブ「Momentus XT」を発表

価格が下がることを期待してきましたが、この1年以上、ほとんど値段的には変化のないSSDです。

HDDが2TBで1万円を切るくらいになってきた現状、HDDとの価格性能比の差がなかなか縮まらない状態です。

そういう状況の中、これは明らかに繋ぎのソリューションだと思いますが、車と同様にハイブリッドモデルが出てきました。

250GB前後で１万円強で性能的にSSDに遜色ないのならば、十分検討に値する価格性能比です。

問題は、SSDのこの均衡状態があとどのくらい続くかです。

プロセスルールがもう一段下がれば、価格の下落が期待できるのかもしれません。

EVがまだまだ立ち上がらないという予測の元、HVに力を入れている自動車メーカーがいる一方で、そんなに時間はかからないはずとEVに集中するメーカーもいるのが、自動車業界ですが、

HVへの集中投資は、やはり少なくとも4,5年はEV全盛とはならないだろうという予測の元成り立っている話だと思われます。

一方SSDの場合は、どんなに遅くともあと2年もすれば、容量当たりの価格はかなり下がるのではないかと思います。

なので、このつなぎビジネスでどこまで引っ張れるかが少し疑問です。

しかし、今後も容量増への渇望が続くと考えれば、このハイブリッドモデルが、HDDとSSDの容量のギャップを埋め続けるという話も成り立つのかもしれません。