富士通X86に方向転換?
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http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0903/30/news090.html
NECに続き、富士通もハードウェアビジネスに関して大きな決断をしてきました。
NECは、PC事業の海外からの撤退を決めたのに対して、富士通は、サーバーもX86に集中するとのことです。
形は異なるけれども両社とも選択と集中を行ったといえるかもしれません。
しかし、NECの方は、かつてPC98で稼いだ圧倒的なシェアも海外勢にジワジワと侵食されてきたものを日本に特化することで食い止めようという作戦ですが、そうもくろみ通りいくか?
日本は海外と違って特殊であるという前提で成り立つ作戦のような気がしますが、最早コモディティ化の激しいPCでスケールメリット以外のアドバンテージが成り立つかかなり疑問です。
その点、富士通のほうは、かなり大胆に舵を切ってきた感じで、それなりに戦略っぽいですが、しかしそれが成功するかどうかは、かなり厳しい。 HP,Dellと戦うには、よほどの隠し玉が必要だと思いますが、何か秘策があるのでしょうか?
ところで、富士通さんItaniumは捨てるということでしょうか?(当然、引き続きサポートすると言うと思いますが、何年後かには、新しいItaniumサーバの開発は中止するというのかもしれません。)
いずれにしても、Itaniumの命運もあやしくなってきました。
残るは、本当にHPだけになってきたという感じです。
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