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Make Applications More Valuable

コンポジットアプリケーション

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昨今、Webの世界では、マッシュアップというのが、ひとつのトレンドですが、その企業システム版ということで、表題の言葉をIT雑誌等でちらほら見かける様になりました。

要するに新規開発のフロントエンドから既存のバックエンドの仕組みを組み合わせて呼び出し、あたかも1つのアプリケーションとして動いているように見える(見せる)という感じです。

既存のものがそのまま使えるのであれば、当然それを使うほうが、合理的ですが、何故いままで、なかなかそういうアプローチが取られていなかったかというと、その既存のバックエンドが、外から呼ばれることを想定して作られていないため、そうするために苦労するということです。

だからこそ、バックエンドシステムのSOA化だとかインタフェースの標準化の必要性が叫ばれているわけですが、なかなか思う様には進んでないような印象を受けます。

最大の困難は、そのインタフェースの粒度をどの程度にするかと言う点とビジネスがからむコンピュータシステムにはほとんど必ず人間のインタラクションが必要な点、しかもそれが非常に構造化しにくく、様々な例外条件を生みやすい、コンピュータシステムとその人間のオペレーションの境界をきれいに線引きしずらい点にあるということだと思います。(日本の場合には、人のロールがきっちりと定義されていないという別の問題もあると思います。)

これは、理論的に突きつめてもしょうがなくて、現場でのトライアンドエラーの領域かなという気がしています。

ちなみにこんなことを自慢してもしょうがないですが、InterSystemsは、5年前からコンポジットアプリケーションの開発プラットフォームとしてEnsembleを売り出したわけですが、最近は、この言葉に飽きてしまったのか、しきりにConnected Applicationという言葉を使っています。

まあ、結局言っていることは、一緒なんですが。

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