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たんこぶちん& Victory 注目現役女子高生バンドを量産する街5つの秘密

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私は、1月にアルバムを発売する現役女子高生バンド、たんこぶちんVictory を応援しています。いい歳になってJKバンド好きとは公言しづらいのですが、これら二つのバンドには応援せざるを得ない理由があるのです。二組とも私の故郷、佐賀県唐津市出身というか2013年12月在住の県立高校に通う普通の高校生なのです。

地方の普通な街から二組のバンドが現役高校生の間になぜデビューできたんでしょうか?

たんこぶちん:セカンドシングル シアワセタランチュラ


Victory:ミニアルバム表題曲 KGSD

その秘密はGoogle モバイルCMのバックストーリービデオ

佐賀県のWebサイトに記事として載っています。5つポイントに分けてご紹介しましょう。

  1. 課外活動で楽器を指導してくれる小学校の先生の存在
    バンドなんて教わってやるもんじゃない、という気もします。しかし、ピアノを身に付けるには3歳から始めないと手遅れとか聞くように音楽を身に付けるには早く始めることが重要です。
    たんこぶちんとVictoryは、通っていた佐志小学校の教諭、横井先生が、様々な楽器を指導できる方だったから始められたというか、課外活動でバンドを教われる環境があったからこそ生まれたのは確かです。

  2. 先輩にあこがれて始めて後輩も育つ、エコシステム
    たんこぶちんのMADOKAさんが語るように、彼女がバンドをやろうと思ったのは、小学校の先輩がかっこ良くて自分もやろうと思ったからです。唐津では後輩バンドも育っていいます。唐津ジュニア音楽祭という大きな発表の場もあることが大きいようです。

  3. 小学校の課外活動や、中高生が借りられるスタジオなど練習場所の存在
    バンドがチームとして成長していくにはメンバーが揃っての練習が欠かせませんが、大きな音が出るドラムをおもいっきり叩ける環境はなかなかありません。たんこぶちんとVictoryの安定のサウンドはドラムをガンガン叩ける練習場所を潤沢に使えたからでしょう。

  4. YouTubeという広く公開できる経路と、再生数という明確で励みになる指標
    バンドで全国大会を目指すとかいろいろ目標は立てられるでしょう。しかし、そうしょっちゅうは無いので日頃のモチベーションをどう保つかという課題が生じます。その問題をYouTubeがうまく埋めたと思います。全国に自分たちの演奏を発信し、再生回数という分かりやすい指標で成果を実感できるのはYouTubeがあってこそです。

  5. 切磋琢磨し、時には助け合えるライバルの存在
    指導者が重要でしょうが、より育っていくのに、切磋琢磨するライバルが、特に田舎の刺激が少ない場では重要だったと思います。YouTubeの再生回数を競うとか、また関連動画として観てもらいファンが相乗効果で増えるとか様々なメリットをの存在が必要です。刺激を受け合い、時には助け合える存在です。

女子高生バンドが現役女子高生バンドでいられる期間はとても短いのですが、そのまさに短い旬の、くしくも同じ2014年1月22日に、二つのバンドはアルバムを発売します。是非二つのプロモーションビデオを見て、両方買ってください。

そして、12/14福岡12/28東京などライブも目白押しです。「現役女子高生」という冠がついているうちに是非ライブで彼女たちの演奏を目撃してください。

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