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日本で無理そうだけど面白い:iPhoneを端末にクレジットカード課金―Square

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以前、クレジットカード・システムの開発を4年ほどやっていたせいもあり、iPhoneを端末にクレジットカード課金というのは非常に面白いと感心しました。
http://jp.techcrunch.com/archives/20091201square-jack-dorsey-launches-paypa/

iPhoneを端末にクレジットカード課金ができる
―Twitterの開発者、Jack DorseyのSquare、ベータ開始
 via kwout

クレジットカードを専用の小さなカードリーダーに挿して滑らせると、読みとられたデータはマイクロフォン・ジャックを通じて携帯に転送される。カードをスロットに滑らせる動きで発電してカードリーダーの電源を得ている。カード情報はマイクの入力回路を通じて携帯に送られる。下の写真でも分かるが、カードリーダーはiPhoneとAndroid(少なくとも最近発表されたDroid)の両方で利用できる。

これは面白すぎます。クレジットカードの表裏には磁気ストライプが入っているのですが、データ量としては非常に小さなものなので、小さな読み取り機械で音声信号に変換してシステム渡しして、iPhoneかその先で再変換してデータに戻すとか十分出来そうです。

ただ、問題は、要するにクレジットカードのストライプ情報を読み取ってシステムに渡すことをするので、どういうアプリが入っているか分かったものじゃないiPhoneに自分のクレジットカードの読み取りを託すかというと、少なくとも日本じゃあ、嫌がってやらないだろうと思います。

ビル・ゲイツによる"Information at your fingertips" のデモで、お店側の負担が小さくて、手軽な電子マネーへの期待は昔からあって、その流れの一つが日本の、おサイフケータイ by ドコモにつながっています。その便利な機能はいまや「ガラパゴス携帯」と蔑まれるに至っているわけですが、便利なものは便利として、需要が無いわけじゃないだろうにと改めて実感しました。

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