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ゲームキャラクターの二次創作で、対話より法律中心という方針が理解できた件

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風前の灯、恋愛ゲーム「ラブプラス」の姉ヶ崎寧々、非公式ツイッターの行方 に関して、考えを改めたので別記事として起こしてみました。
そこで、

本来、そこは、キャラクターを愛したファンとメーカーという相思相愛になりうる関係なので、話し合いで円満に解決や収束できたのではないかと思うのですが、アメブロがいきなり削除され、Amebaなう も削除とかで不幸な方向に進んでいるようです。

と書きましたが、ゲームを作るのが本分である会社組織と二次創作を楽しむファンとの意識とか常識には大きなギャップがあります。対話をするにはその二次創作やファンサイトの世界が分かっている人が必要なのですが、「共存共栄で盛り上げてもらう」とかの前向きなことについてはまだ可能でも、「そこは困るから止めて欲しい」とかいう交渉とかをやるには非常にリスクが高く、生産的でないと実感しました。

「@sakamotohはこの件については地獄の炎に投げ込まれるべきである」と書かれたことを 酷いと憤慨する私にGoogle検索で、いっぱいヒットする普通の言い回しですよとフォローをいただいているのですが、このあたり全く理解できません。100人が99人知っている慣用の言い回しならともかく、そうでない以上文字通りとって反応したのですけど、「あちらの世界」ではありえる言葉のようで、そこはTwitterアカウントをブロックして「消して」しまっておくべきだと反省しています。

二次創作とかなりきりアカウントとかのファンは結局のところ、「できることはやりたい」という気持ちの方が多いので、「法や約款、サイトの規定に反していないことについて止めるのが困難」というのが結論としてなりそうです。
当事者間で相談せずいきなり、ISPやコミュニティ運営者などのサービス提供者や対応するのは理不尽な対応と思っていたのですが、今は、一番良い方法だと納得がいきました。

お断り:
本ブログでの坂本英樹による投稿やコメントは、あくまで個人の主観に基づくものです。現在および過去の勤務先の意見や見解を表すものではありません。

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