オルタナティブ・ブログ > データイズム >

記録するジャーナリズムから、測って確かめるデータイズムへ

Twitter が広がり、RSSリーダーは死なずただ消え行くのみ

»

私自身、RSSは使っていますが、iGoogle上に、30個弱並べてもうおなかいっぱいです。仕組みとか、技術のエコシステムとしては優れているし、今後もいろいろな活用法が生まれるでしょう。実際問題私はRSSを捨ててはいません。
これでRSSは完全に死んだ:FeedburnerのCEO、Dick CostoloがTwitterのCOOに
という刺激的な見出しの記事もRSSフィードから知りました。

しかし、RSSリーダーで情報を取るとかいう活動は徐々に消え行くと予想しています。Twitterのフォローでだいぶ用が足りるからです。先の記事も厳密には正しくないとは思いますが、マーケティングツールとしてRSSを使う時代が終わったという意味では納得です。リアルタイムに情報を伝えるのに、「フォロー」するのが楽で、また、RT(転送)で情報の広がりが期待できるTwitterの方が、価値がありそうです。

少なくとも企業の最新情報を伝える媒体としてRSSを活用するというのは、あまり活用されなくなることでしょう。たとえば、BMWジャパン、サイトを拡充…最新情報のRSS配信も というニュースから、RSSを購読してみましたが、ニューX6 M PRODUCT INSIGHT VOL.3BMW グリーン・サポート 27 クイズキャンペーンBMW グリーン・サポート・アンコール・フェア とかいう見出しをとって有益だと思う人がどれだけいるのか?まだ、メルマガ発行の方が使いでがありそうです。

実際のところ、私が見ているTwitter の画面 は、「社会の窓」として、適度な雑談とともに有益な情報もどんどん入ってきてつい目が離せなくなっています。

まだ若い、Twitterというコミュニティがこれからどう変わっていくのか気になるところですが、NIFTY-Serve、2ちゃんねる、mixi などとはまた違う、成熟をTwitterはしていくと予想しています。
今は、友人知人の目だけが目立っているのが、だんだん、女房、子供、上司、部下、取引先とかとかあちこちから見られて、だんだん抑制が効いて...とか、変わりそうですが、本質的なものは今とあまり変わらないのではと見ています。

Twitterはサイトが止まるという意味でなく役割を終えるという意味で、「死んだ」と語られる日にどういう世界に変わっているのかそれはそれで楽しみです。

>>>>>> ポツポツとTwitter 始めました。お気軽にフォローください。
http://twitter.com/sakamotoh

お断り:
本ブログでの坂本英樹による投稿やコメントは、あくまで個人の主観に基づくものです。現在および過去の勤務先の意見や見解を表すものではありません。


Comment(2)