テクノロジーとビジネスの融合
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今日、ちょっとした社内ミーティングがあり、「テクノロジーとビジネスの融合」が話題になりました。
今年の日本IBMの大きな方針に「クラウド」と「ビジネス・アナリティクス・アンド・オプティマイゼーション(Business Analytics and Optimization、以下 BAO)」があります
クラウドはみなさんご存じでしょうから、置いておきます。
BAO(ばお、あるいは、びぃえぃおぅ)は、日本語で言えば「様々なものを分析して最適化する」という、昨年のSmarter Planetの基本から来ている考え方です。
「ビジネス」と言う言葉がどうも「商売」というイメージがあるので、売り上げデータのようなものだけを指していると思われがちらしいですが、実際には大量のデータを分析しなんらかの判断を行うようなものがすべて対象となります。
発電所や電力グリッドの電力量、CO2排出量、高速道路の自動車の流量、街角の人の流れ、携帯電話、家電、カーナビ、エアコンなどに搭載されているセンサーの数値・・・・・こういったものがすべて「分析対象」となります。これらを分析できれば、ITはもはや「商用機械」ではなく「社会インフラ」となるわけです。
日本は、こういったセンサーや電子機器が世界的にもとても多い国のはず。そんなところで、大量データを収集して分析することで、様々なことが効率化でき、社会そのものをエコに変えていくことができるはずだ、というのが、このBAOという考え方ということです。
WebサービスやSOAが始まったころも「テクノロジーとビジネスを融合」と、同じことを謳っていましたが、なんかほんものっぽくなってきたと感じました。
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