オルタナティブ・ブログ > テクノロジーと希望 >

開けてしまったらあふれ出すテクノロジー。そこには希望が残っていた!

Windows 7 + REGZA + Xacti

»

今日は午後休暇を取って、AV機器と格闘しました。

先日購入した Intel i7 860 + P7P55-M のマシンをメディアサーバーとして、REGZA(TOSHIBAの液晶テレビ:47Z8000)からアクセスしよう、というものです。

結果です。
Windows 7 に標準搭載されている DLNA v1.5 準拠のサーバー機能を利用して、再生ができました。

行ったのは以下の手順

  1. Windows 7 マシンを、REGZAと同じネットワークセグメントに繋ぐ
  2. Windows 7 のネットワークと共有の設定をし、ストリームへのアクセスをテレビ(がデバイスとして表示される)に対して許可する
  3. メディアのビデオフォルダーに映像データを置く。今日確認したデータは以下の3種類
    WMV
    M2P(DVDのVOBデータを単純コピー後、拡張子を変更)
    MP4(SANYO Xacti の録画データを単純コピー)
  4. REGZAで「レグザリンク」「映像を見る/機器選択」でWindows 7のマシンを選択
  5. フォルダーを選択していって画像を選択

以上で、再生できました。
なんでも、Windows Media Connect ( Center ? )がWindows側でメディアデータを変換してDLNAクライアント(今回はREGZA)が理解できるフォーマットに変換して送るそうです。REGZAの取説にはMPEG2のみ再生可能と書いてあるので、接続時にネゴシエーションが行われて、Windows Media CenterがMPEG2ストリームに変換して送信してくれるのでしょう。

これは便利ですね。これから、このマシンの上にMatrix を使ってRAID5のストレージを組む予定です。光メディアにデータを保存するのをやめ、ストレージに一本化する見通しがようやく立ちました。DVDデータも、Xactiデータも、コピーするだけなので画質劣化が起らなくてすみます。

このままでは、Windows上で保存したデータはREGZAで観られるのですが、REGZAでWindows上のストレージに録画することができません。(ファイル共有をして単純なストレージとして保存することはできるのですが、独自フォーマットのため、再利用性がありません)これは、テレビ録画などのデータは著作権の問題でコピーガードがかかっていて(コピー10など)簡単にコピーできないようになっているからですね。「DTCP-IPサーバー」としてWindowsが稼働してくれれば、将来も利用できるデータとして保存可能なのですが、Windows 7ではその機能がドロップしたそうです。(たぶん技術的な問題ではなく、別の政治的な問題だろうと思います)一部のハードウェア製品を買うとDTCP-IPサーバーソフトウェアが入手できるのですが、もうすこし待ってみようかと思います。Windows 7(8?)がDTCP-IPサーバー機能をサポートするようになるかもしれないし。

Comment(4)