FeliCa ランチャーの有効活用
昨日、FeliCaランチャーの記事を投稿したら、周りから「SFCardViewer や EdyViewer は、そんなに毎日利用するアプリじゃないから、ランチャーは必要ないなー」という"激励(?)"の言葉をいただいたので、今日は私なりの利用法をご紹介します。
■ FeliCa ランチャーの利用方法(パート2)
前回のブログに記載した通り、FeliCa ランチャーは、FeliCaカード内のサービスに紐づいたWEBサイトやアプリケーションの起動だけでなく、全く別のアプリケーションの起動などを行うことも可能です。
具体的には、SuiCaカードをかざして、毎日利用するような Outlook や iGoogle のWEBサイトを起動するように設定することができるんです。
ちなみに、私はこんな感じで利用しています。りんかい線カードをかざして。↓
良く利用するアプリケーションとして、「Thunderbird(メールアプリ) の起動」と「itmedia のWebサイトの誘導」を設定しています。複数のアプリケーションを設定しておくと、写真のようにランチャーに関連づいたアプリケーション(またはWEBサイト)が表示されます。
ここで、MYアプリを選択すると、「Thunderbird」が起動します(そもそも、SFCardViewer を紐づけて無いですね・・・)。もちろん、単一のアプリのみを紐づけた場合は、このランチャー画面を表示せずに、FeliCaカードをかざした瞬間にアプリケーションを起動させることが可能です。
■FeliCaランチャーのマーケティング利用
このFeliCaランチャーを私用目的ではなく、店舗やWEBへの送客ツールとして使う場合のソリューションを今日は1つだけご紹介。(今度特集組みます)
【キャンペーンサイト誘導】
イベントや展示会などで配布したノベルティにFeliCaのトークンを埋め込んでおき、自宅に帰った際にそのノベルティをFeliCaポートにかざすと、キャンペーンサイト(会員限定ECサイト、会員限定情報閲覧サイト、シークレットライブなど)や会員登録サイトへ自動で誘導することが可能です。
実際には、利用者にFeliCaランチャーとFeliCaポートを配布するのが最もハードルが高いので(FeliCaカード・トークンもですかね)、会員獲得も含めた総合的なマーケティング戦略が必要なのですが、私的に利用するも良し、大きなコストをかけずに送客ツールとして利用するも良しの非常に便利なツールなので、是非一度使ってみてください。
・FeliCaランチャー
http://www.felicalauncher.com/
以上、イーコマース・マーケティング研究所の小関でした。