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いや、やっぱり聞いていただけなくても結構なんですがとりあえず垂れ流させてください

HDDパーティション後はpartprobe(レッドハット試験対策2日目)。

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前回の記事のとおり、現在RHCE(Red Hat Certified Engineer、レッドハット認定エンジニア)という、Linux技術者の資格を取得するための講義を受けてます。ということで、速習トレーニングコースレポートその2。

今回はまず、使用するテキストについてちょっと説明。このRHCE速習トレーニングコース(注1)で使用するテキストは、レッドハットオリジナルのもので、全世界共通(ただし、各国語には翻訳されている)。

内容については「無断公開禁止」となっているのでお見せできないんですが、ユニット1(ハードウェア、デバイス設定、インストール)からユニット15(トラブルシューティング)まで、項目ごとに15のユニットに分かれています。

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テキストのページ構成イメージ

各ユニットはだいたい10〜20ページくらいで構成されていて、その各ページは右図のように、各ページの上半分に講義で使われるスライド、下半分に詳細な解説が載っている、という形。そして、各ユニットの最後には2〜6ページ程度の演習問題が載っています。

講義は各ユニットごとに、テキストのとおりに進んでいくわけですが、基本的には操作はコマンドライン上で行います。Red Hat Enterprise Linux(以下、RHEL)やFedora CoreではGUIのシステム設定ツールが搭載されていますが、それはできるだけ使わず、たとえばHDD管理ならfdiskとmkfs、mdadmといったツールを利用して行っていく、という形です。ということで、設定ファイルの編集もテキストエディタでガンガン手書き。今回受講したRH300コースは速習コースということで、シェルやエディタの使い方はまったく教えてもらえないので、受講を考えられている方はご注意を。

なお、本日(2日目)の内容は次のとおり。

RPMによるパッケージ管理

RPMパッケージマネージャを使った、ソフトウェアやシステム関連ファイルのインストールや設定。Fedora CoreやRed Hat派生ディストリビューションを使っていると、RPMコマンドではなくyumやaptといった自動インストール機能を搭載するツールを利用してしまうのですが、RHELではこれらを使わないのが推奨のようです。

自動的に依存関係にあるファイルを捜査対象に加える「--aid」オプションや、インストールされたファイルのチェックを行う「-V」オプションなど、普通あまり使わなさそうだけどシステム管理には便利な解説もありました。

ユーザー/グループ管理

useraddやusemod、groupaddコマンドによるユーザー/グループ管理。もちろん、system-config-usersなどという邪道なGUIツール(笑)は使いません。また、PAMによる認証設定やNIS、LDAPの設定、quota設定なども解説。なにげにNISやLDAPの設定はsystem-config-authentificationというGUIツールを使ったのが拍子抜けでしたが(笑)、ここらへんは設定項目が多いのでしょうがないかな。この辺りは個人/小規模でシステムをいじっている分には使わないので、勉強になりました。

ネットワーク、プリンタ、cron、ログなどのシステム管理

「プリンタ設定はGUIで」ということで、プリンタ設定は一瞬で終了(笑)。ネットワークについてもさらっと流されたりと、軽く進んでいきました。ここは個人や小規模向けシステムでも必要な項目なので、上級者の方にとっては軽かったのかも。

まぁ二日目ともなると講義にも慣れてきて講義中に集中が途切れたり眠りこけそうになってしまったりという状況にもなりかけるわけですが、演習がセットなのでしっかり講義内容をチェックできるのが良い感じですな。

ちなみに、タイトルにあるpartprobeはHDDのパーティションテーブル情報を再読み込みするコマンド。 fdiskなどでパーティション操作を行った後は「再起動して変更されたパーティションテーブルを再読み込みしてください」という旨のメッセージがでるわけですが、実はこの「partprobe」コマンドを実行することで再起動無しにパーティションテーブルを更新できるのです。ずっと、パーティション操作後は再起動が必要と思っていた私。超勉強になりました。

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演習中の俺。


注1 速習トレーニングコース
英語表記だと「RHCE "Rapid Track" Class」。いかにも速そう。

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