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簡単そうで意外と細かい手順と心配りが必要な「事務局」。ビジネスセミナー、周年パーティ、小規模勉強会からPTAイベントまで、事務局の現場から、企画からスムーズな運営、場づくりの失敗と成功を紹介します。

クラウドがサポートするインディペンデントな働き方

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マーケティングのコンサルで独立している佐藤さん(仮名)との会話の中で、最近ますます一人でのビジネスがしやすくなった、という話題がのぼりました。


佐藤さんとはインディペンデント・コントラクター(独立業務請負人)仲間。


個人で働く人の表現には、フリーランス、ノマドワーカー、フリーエージェントなどいろいろありますが、インディペンデント・コントラクターの多くは、事業開発、マーケティング、人事労務など企業戦略に深く関わる分野に専門性を持った個人がプロジェクト単位で複数の企業と契約する働き方をしています。


インディペンデント・コントラクター協会(IC 協会)というICが集まるNPO法人があり、IC協会で開催するセミナーでよく佐藤さんと一緒になるのですが「年度内はもう仕事受けられません」というほど売れっ子マーケター。


仕事は、大手の広告代理店経由で、自動車会社や不動産などのマーケティング施策を支援しています。小さな企業の場合、大手と仕事をする際には、取引口座を開く際にオフィスをチェックされることもありますし、増えて行く紙の書類を保管する場所も必要になります。


けれども上手にクラウドによる情報共有や、ネットを経由したコミュニケーションを使うと、スペースや書類などにかける費用を削減できるようになってきました。


特にクラウドを普及させたのが震災だと佐藤さんはいいます。


個人や中小企業は柔軟に新しいクラウドのサービスを利用していても、大きな企業側に厳しいルールがあると、同じクラウドのツールを双方で使うのは難しいもの。


ところが震災以降は、ビジネスを継続させるために、災害時でも社員が自宅で仕事がしやすいよう、ITを活用した働く環境が推進されるようになってきました。


この流れが進み、オフィスを借り続ける必要性が減ったため、佐藤さんは最近オフィスを解約したとか。


確かにクラウドを企業側が使う敷居が下がっているように思います。私もセミナーなどのプロジェクト管理をする場合、サイボウズLiveの使用を提案すると大手でも意外とすんなり受け入れてくれます。また逆にwikiベースのconfluenceで情報共有を、と言われるケースもあります。zohoをかなり使い込んでいるインディペンデント・コントラクターの話も聞きます。


佐藤さんは、自宅かホテルのラウンジでお茶を飲みながらゆっくり仕事をしていると話します。「ホテルとはまた贅沢な」と思いきや、支払う費用は月3万円程度で家賃には届きません。


そんなインディペンデントな人のノマドな働き方の話を紹介したところ、誠Biz.IDの鷹木編集長から

cybouz.com」(9/26開催)

というクラウドイベントをススメられました。


クラウドの情報も豊富そうではあるのですが、むしろ、サイボウズの青野社長の基調講演にアントニオ猪木が登場したり、スピーカー陣が全員赤いタオルを首から下げていたりといった、サイボウズ社のキャラの濃さのほうが気になります・・・


(opnlab 小林利恵子)



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インディペンデント・コントラクター協会 

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