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簡単そうで意外と細かい手順と心配りが必要な「事務局」。ビジネスセミナー、周年パーティ、小規模勉強会からPTAイベントまで、事務局の現場から、企画からスムーズな運営、場づくりの失敗と成功を紹介します。

気になったら、急いでランチに誘え

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IMG_2725.JPG人とのネットワークを広げるポイントのひとつは、ゆるやかに誰かと会う機会を積み重ねていくことです。

特に初めて会った人と次の約束をとりつけるのは、ランチが誘いやすい。

例えば「情報交換しましょう」でビジネスの時間を割いてもらうのは気がひけるし、

「夜、ご飯食べに行きましょう」は重い。そもそも忙しい人の場合は、約束をとりつけても会うのが1-2ヶ月先になってしまいます。

誰もが必ず食べる「ランチ」であれば、休憩時間を情報交換にちょこっと活用しませんか?的な感じになるので、忙しい人に声をかけやすいものです。

 
「でも、初めて会合などで会った人を、ランチに誘えるかどうかを見極めるのは難しい」
という相談を受けました。

そんな時は、本当に会いたければ誘ってしまうんです。誘って反応がなければ、深追いしない。「嫌われた...」のではなく、「今は縁が無い人」と考えると気が楽です。

誘った場合の反応については、こんな感じで距離感を測ります。

■お誘い
「昨日はお疲れさまでした!楽しい会でしたね。ところで近いうちにランチ行きませんか?」

■回答

1.見込み無しパターン
「・・・・」回答無し

「お疲れさまでした。引き続きよろしくお願いします!」話題にのってこない

「ごめんなさい、今月は決算で忙しいので、落ち着いたら行きましょう」大人なお断り

2.見込みありパターン
「ごめんなさい、今月は決算で難しいのですが、落ち着いたらぜひ!」

何かしら熱い感情が込められている。

3.かなり前向きOKなパターン
「いいですね、行きましょう!」

ただ3の場合も、ここで終わりにすると何も生まれません。

即座に
「いつごろがいいですか?例えば 11/5や11/8などはいかがですか」
と日程まで落とし込んでいきましょう。

もちろん、2の場合も、せっかくなのでしばらく期間をおいてから、必ず連絡します。

最初のランチのお誘いそのものも、なるべく間をおかずに連絡することをおすすめします。出会った翌日か、せめて数日以内。自分のことを忘れ去られてしまわないうちに、急いでランチに誘います。
 
(小林利恵子/opnlab)
 
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