初めての相続
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昨年10月に親族が亡くなり、初めての相続を体験中です。もちろん亡くなった直後はそれどころではないので、翌月から初めて、やっと終わりが見えてきました。我々の場合は、関係者も相続資産も少く、もめることもなく、シンプルなはずです。今回は、官公庁関連は僕が手続きしました。
まずは資産を列挙しつつ、亡くなった被相続人の生まれた時までの戸籍謄本を入手。以前は戸籍のある市区町村役場に順次連絡したそうですが、今は一つの役場で入手できます(例外はあるようですけど)。今回は5枚あり、最古は大正時代で僕には読み取り困難くらいでした。この手続きは、平日に行く必要はあったものの、1時間程度で終了。
幸いにして知らない相続人はいませんでしたから、法務局に依頼し、法定相続情報を作ってもらいました。簡単な家系図のような情報を書いた申請書類を提出し、入手まで1週間程度でした。金融機関等には、これが相続人の証明になります。以前は、全員の戸籍謄本を提出していたそうです。参考にしたのは以下。
「法定相続情報証明制度」について
最後に、相続人同士で遺産分割を協議し、結論を遺産分割協議書にまとめ、ちょうど正月に一堂に会した時に関係者に捺印してもらいました。
後は、個々が相続する遺産の名義変更等を手続きすることになりますが、僕の相手は金融機関でした。手続き書類が数往復する必要があり、2ヶ月ほどかかっています。
以上、シンプルだったので、専門家の力は借りずに、官公庁等の情報の参照のみで自力でできました。もうやりたくない作業ですけど、自分が生きている限り、少なくても数回はやることになりそうです。
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