CrowdStrikeが報告したことは素晴らしいが、実態が...
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7月19日の全世界にトラブルを巻き起こしたCrowdStrikeが、根本原因(と同社が言うもの)の分析結果を発表しており、以下URLのDownload the Root Cause Analysis PDFからダウンロードできます。
REMEDIATION AND GUIDANCE HUB: CHANNEL FILE 291 INCIDENT
12ページの文書で、前半は問題点とそれの対策、後半は発生事象の詳細です。
報告したこと自体は素晴らしいですが、問題点を見ると、とてもがっかりします。当然やるべきことができていなかっただけ。対策は、それをするだけ。残念ながら、本来のRoot Causeまで分析できておらず、同社がそのようになってしまった要因や同様な問題の探索は、触れられていません。報告書に書かれていないだけで、同様な問題が対策されずに残っていないことを願います。
そもそも同社の製品、Falconのようにトラブルが重大な問題を引き起こす製品は、形式検証等で正当性を検証するべきと思います。
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