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新しいバイクのエレクトロニクスの話

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先日書いた通り、12月に14年ぶりにバイクをBMW C400Xに買い替えました。前のバイクは1,200ccのツアラーでしたが、今度のバイクは350ccのスクーターです。と、今日はそのようなバイク自身の話ではなく、それのエレクトロニクス、特にLCDメーターについて。

今時の車と同じく、キーをバイクに刺す必要はなく、キーを近くで持っていれば、エンジンをかけられます。全体としては便利ですが、バイクをオンにしていないと、シートやグローブボックスを開けるのは面倒です。 メーターはLCDで、スマホの専用アプリとの連携まであります。全体として機能がこなれていない印象で、メインの表示モードでは、大きな速度表示以外は、スペースは余っているのに、外気温と選択した情報一つ、例えばトリップメーター、しか表示されず、とても不思議な仕様です。

操作は左ハンドルにつけられた、回転と左右に押せるジョグダイヤルと、上下に押せるスイッチで行います。それらを使って画面を遷移させますが、なぜかマニュアルには画面の状態遷移説明がなく、理解に苦労しました。スマホアプリも、未だ日本語対応していないのはともかく、説明が少なく、動作も不思議で理解に苦しんでいます。アプリと連携させれば、走ったルートをアプリに記録できるそうですが、ルート案内していないためか、iPhoneでは走り出して2分しかルートが記録されず、事実上意味なしです。

バイクのBluetoothでの接続名は、ICC6.5inという謎の名前です。なんとなくわかりますが、なぜモデル名にしなかったのでしょうか? この名称がマニュアルにも出ていなかったため、初めてペアリングするときは非常に悩みました。「初めて」と言うのは、先週に乗った時、なぜかバイク側でペアリングを忘れていたから。iPhoneはペアリングしているつもりでしたが、バイクには無し。
ICC6.5inに限らず、LCDメーターの表示モードの一つで、エンジン回転を主体に表示するモードがPure Viewとか、ネーミングセンスも独特。

同ディスプレイに、使用しているOSSの一覧とライセンスを表示できるのは、今時ですね。

前回のフォントの件も似ていますが、基本のコンセプトはいいのにも関わらず、詰めが非常に悪い。バイク自体は、乗ってとても楽しいので満足していますけれども。

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