リニューアルしたNokia Health Mateの酷い品質に思う
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先週、WithingsからNokiaに大々的にリブランドされました。
ノキア、日本市場に9年ぶり再進出 1万円を切る「Wi-Fi対応体重計」など ヘルスケア注力
同時に、連携するスマホアプリもリニューアルされましたが、この品質が酷かった。なんの予告もなく、旧バージョンの機能の多くを実現していませんでしたし、人によっては旧データを参照できないこともあるようです。僕の直接の問題は、体重計で測定した体重等がiOSヘルスケアに書き込まれないこと。外見は美しいですが。
先週中の2度目に更新されたVersion 3.0.2でやっと、次の状態になりました。
We fixed:
- Weight & body composition measurements in British imperial system
- Apple Health integration
Coming soon:
- Complete weight history (don't worry, all your data is saved and will be integrated as soon as possible)
- Normality ranges for weight & body composition curves
- Body Mass Index (BMI) available in the dashboard
- Environmental datas (temperature, CO2)
以上はメールで届いた内容ですが、"Your satisfaction is our priority"と言われても、全く信じられない。全て旧バージョンで持っていた機能です。自身による強烈なネガティブ キャンペーン状態。
正しく仕様を作り、実装し、評価すれば、容易に問題が明らかになるレベルの機能ですし、最悪でもユーザーに対して機能復元予定を事前に示せば良いだけ。これで上記記事のような呑気な記者発表しているのは、経営全体として大きな問題があるのではないかと推測してしまいます。
思えば、Apple Mapsのデータや、僕は傍観者でしたがSony Walkman AのPCアプリ CONNECT Playerもひどい品質でした。この3例で見事に日米欧のメーカーですが、自分が同じ失敗をしないために、開発に失敗した理由ではなく、ひどい品質で市場に出されてしまった理由を知りたいです。
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