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SoftEther VPNを導入する(3)

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前回、僕の目的のためにSoftEther VPNを稼働させるには双方に専用のサーバーが必要なことがわかったと書きました。
そこで、コンパクトかつ安価な手段として、Raspberry Piを2台購入しました。
今までなんとなく存在は知っていましたが、まさか自分が買うことになるとは。
CPU性能が低いのはもちろん、Ethernetが100Mbpsなのが気になります。

導入はいたって簡単。手順に従って、SDカードのフォーマット、OSをインストールするためのNOOBSをSDカードに入れ、Raspberry Piを起動し、OSをインストール。
OSはいくつか選べますが、僕は素直にRaspbianにしました。インストール時から日本語を選べるのはさすがです。手持ちキーボードがJIS配列だったので、助かりました。
それすら一度設定してしまえば、SSHで接続するため不要。

次に自宅側にSoftEther VPN Server、リモート側にSoftEther VPN Bridgeをインストールします。ARM EABI (32bit)用のバイナリをダウンロードし、makeするだけ。OS Xで一度実施しているだけに簡単に設定できました。
最後に実験です。リモート側は自宅ではiPhoneテザリングしかできないため、Raspberry PiではなくOS Xで代用。リモート側のMacBookで動作するiTunesから、自宅側のMac miniで動作するiTunesライブラリを見れることを確認でき、無事に実験終了。

本番環境でテストできるのは今週。

それにしても、Raspberry Piは興味深い。なんとなくワクワクします。

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