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新たなスマートフォンOSたち その後

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1月に3種類の新しいスマートフォンOSについて触れました。
先週のMobile World Congress 2013を伝える記事でも、それらの話題が。
個人的にはUbuntu for phonesに期待していましたが、今回は目立たない印象。現時点では日本での採用が無いから、メディアの扱いが少なかっただけかもしれませんが。
一方、僕の予想が外れたのは、Firefox OS。KDDI含めた多数のパートナーを確保して、一気に目立つ立場に。

さて、いつのまにかスマートフォンOSが増えて、現役もしくはこれから出てくる予定のものだけで7種類もあります。ここではビジネスの観点から分類してみました。webOSはオマケ。

Android
OS自体ではなく、Googleのサービスを使ってもらうこと。これだけスマートフォンOSがそろってくると、自らやる意味が弱くなりますが、どうするでしょうね。

BlackBerry OS
ソフトウェアやサービスと一体になったハードウェアを売りたい。社名もBlackBerryになり、巻き直し中。

Firefox OS
mozillaは、ビジネスではなくて使命感?

iOS
Appleも基本はハードウェアメーカーだから、ソフトウェアやサービスと一体になったハードウェアを売ること。

Tizen
Tizen Association。コンソーシアムだから、関わっているプレーヤーにより、ビジネスも期待もバラバラ。中心になっているSamsungやIntelがどれだけ本気で引っ張れるかにかかっていますが、どちらの会社もOSにこだわりは無いはず。

Ubuntu for phones
Canonicalは、OS自体ではなく、周辺のサービスやサポートで儲けているはず。

webOS
たぶんBlackBerryやiOSのようになりたかったのだと思うが、脱落。

Windows Phone
OSを売りたいが、Microsoftは自社ハードウェアにも感心あるような感じがする。

これらOSがそろうのは、今年後半から来年。ユーザーとしては選択肢が増えて良いですが、開発やサポートの立場からは悩みも増えそう。Windowsに収斂してしまったPC OSのようになるのか、それとも多数が共存するのか。目が離せません。

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