オルタナティブ・ブログ > 路の上で >

日頃考えていることをぽちぽち書きます。

新たなスマートフォンOSたち

»

1月2日にCanonicalがスマートフォン向けUbuntuを発表しました。
ITmediaの記事: スマートフォン向けUbuntuをCanonicalが発表 2013年末に搭載端末リリースへ
Canonicalによる紹介: Ubuntu for phones
8日からのCESで披露とのこと。
デモ映像を見た限りでは、Windows PhoneよりさらにアプリとOS画面が一体化されています。これらに比べると、iOSなんて単なるランチャー。スマートフォンを一気に進歩させたiOSが出て6年、もはや古い。
Android Board Support Packageをベースとしているのは、ハードウェアのポーティングには良い選択。Webアプリとネイティブアプリがあるのも良く考えています。

さらに、先に昨年発表されたFirefox OSがあります。
Webアプリを中心とするようですが、上記ページや本家ページ(日本語ページのもと)からは詳しいことはわかりません。トップ画面はiPhoneそっくりです。webOSのようなものでしょうか。
紹介記事: まだチャンスはあるのか?Firefox OSレビュー

もうひとつありました。
Tizen
これもWebアプリケーション中心のようですが、よくわかりません。ドコモがSamsungと今年端末を出すと、昨年末に新聞記事が出ていました。

これらの中で使ってみたいのはUbuntu。使い勝手やアプリをよく考えているようですから。
3者の中では、Firefox OSが最も厳しい感じがします。Webアプリのみで、メーカーやキャリアの色が少なく、特徴が最も出しにくいと思われるからです。
ともかく、しばらくの間、スマートフォンプラットフォームが乱立し、ベンダーが困る時代となりそうですね。

Comment(0)