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通信キャリアとしてのビジネス

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先週、iPhone 5を裸で使うと宣言しましたが、いきなり想定外の事故。
あるとき、iPhoneを取り出したところで、足が滑って尻餅、iPhoneを右手で硬いフロアに押し付けることに。落とすことは想定していましたが、危険は想定外な所にありますね。
幸いにして、小さな傷しかつきませんでした。懲りずに、裸で使います。

さて、iPhone 5発売を契機としたLTEに対するauとソフトバンクの通信キャリア(以降、キャリア)としての純粋な戦いを好ましく見ています(下取りとか違うこともありますが)。土管と揶揄されることもありますが、通信で非常に重要な部分。同じハードウェアが販売されるiPhoneならではあり、純粋なキャリアとして以外に差がつかないからではありますが、2社が過当競争にならない範囲で切磋琢磨してくれれば、iPhone以外のユーザーにとっても大きなメリットになります。

もう一社のNTTドコモ。ここ1年ほど変な挙動はあるものの、キャリアとして一流なのは間違い有りません。4G等の研究開発も進めていますし。さらに、ハードウェアの機能やサービスの独自性にも手を尽くしています。先日、「うつして翻訳」や「はなして翻訳」を発表していましたが、さらにはCEATECでもいろいろ出していたようです。
意図的なのか望まざる結果なのかはともかく、iPhoneは扱えていないものの、他社と同じ端末を扱ったとしても差別化できるようにしているのでしょう。しかし、これらの機能やサービス自体が差別化手段であるならば、課金することは難しく、結果として通信費自体の価格競争とあまり違いが無いように思います。それであるならば、純粋にキャリアとしてがんばって、機能はハードウェアメーカー、サービスはその専業に任せる方が良い感じもします。なぜならば、その機能・サービスはドコモ向けにしか提供されないでしょうから。もちろん、一体の方がより連携した使いやすい機能・サービスになる可能性があります。

結局、垂直統合か水平分業かの議論になってしまうわけですが、どちらが良いと単純に言えることではありませんし、そもそも完全な垂直統合や水平分業は存在しえないでしょう。例えば、水平分業の一例となるPCであっても、Wintelという圧倒的なプレーヤーと、その他のレイヤーに多数の企業だったわけで、完全な水平分業ではありません。iPhoneの場合も、端末とそのOSにAppleがいて、その他のキャリアやアプリ等のレイヤーに多数の企業がいる状態です。いずれの場合もその他大勢にならないことを狙うには、何らかの方法で圧倒的な強みが必要ですが、離れたレイヤー(キャリアがアプリに手を出すとか)ではなく、近接したレイヤーとの統合のように思いました。その点で、ドコモはちょっと違うかな。
自分でも考えがまとまっているわけではないので、中途半端ですが、今日はこんなところで。

最後に、蛇足。僕はテザリングは契約しない予定です。契約すると割引が下がるのと、使う機会が無さそう。

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