ネズミに悩まされる場合の解決策
メルマガ[All About/発明・アイデア商品・新技術]に書かれたGEの発明のストーリーが面白い。
ストーリーを違った視点で記述をしてみる。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
GEのある社員がトースターの底に残ったパン屑を、ネズミが夜中に食べに現れるため、いつも悩まされていた。
この問題を解決するために、彼は”トースターにネズミとり器をつける”といったアイデアを会社に提案した。
殆ど失笑にされる珍発明の内容であるが、経営者の役員の一人がパン屑の落ちないトースターの開発を命じた。開発された商品がヒットし、GE社の経営持ち直しの手助けになった。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
メルマガの原文は ↓
◆コラム~近況報告━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
”トースターにネズミとり器をつける”といったアイデアを聞いて
どう感じるだろうか。
これはアメリカのGE社が不況で経営が苦しいとき、社員から商品
開発のアイデアを募集したときのものである。
殆ど失笑にされる珍発明の内容であるが、経営者の一人はこの提案
の理由に興味を持ち社員に尋ねたのである。
この社員はトースターの底に残ったパン屑を、ネズミが夜中に食べに
現れるため、いつも悩まされていたのである。
アイデアの発想は、このように直接的な回答を追求するものが多く、
現実的な回答が得られにくいことが多い。
しかしこの役員はパン屑の落ちないトースターの開発を命じた。これが
ヒット商品になり経営は持ち直したのである。
アイデアの提案には、このようにその裏に隠れている問題の本質を
見抜くことができると、ヒットの種を見つけることができるといえる。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━