山形のソーシャルコミュニティスペース「ノマドカフェFReeDOM」が市の中心部に進出!
以前、この記事などでご紹介しました、山形市のコミュニティスペース、「ノマドカフェFReeDOM」が、ついに本日2号店出店の運びとなりました。2号店というか、最初のお店はこの先たたむようなので、「移転」なのかもしれませんが。とにかくめでたい日です。
ここに到るまでの数ヶ月は、震災の経済被災地(お客さんの多くが仙台にいるため、商売がガタガタになってしまう人が多かった)である山形で、それこそ完全に手詰まりという状況だった店主の松浦さんと、その仲間たちのアツい物語があります。
今後の展開を考えると、どうしても市の中心部に店がないとダメだ(それまではちょっと離れた住宅街にあった)という結論に至って、画策するも、金がない、、、一銭もない!
そこからのスタートですのでね。
端で見てた者としましては、今日の日を迎えられたことは、心底しびれるわけです。
ちなみに最初のお店(というか集会所)はこんな感じでした。
(写真上:ノマドカフェは山形ひっぱりうどん学会の事務局でもある。 写真下左:水曜日の編物部の様子。先生は男性! 写真下右:月曜日はカレー部!)
少しでも自己資金がないと何をするにも話しさえ聞いてもらえないということがわかり、仲間内でちょっとずつカンパを募ったり、個人的に支援をしてくれる人が現れたり、そうかと思えば公的機関からの借り入れの面接で明らかに年下の審査員にボロクソに言われたり、、、
まぁ、わたくしのようなヘナチョコでは耐えられないような大変な思いをしながらきたわけです。
しかし、先日ある人の口利きもあって銀行からの融資が決まり、ついに本日開店と。本当に嬉しいことです。
しかも東京のわたくしをレセプションに招待して下さるという。さらには記念に講演して欲しいという有り難いお話をいただきましたので、今日は午後から山形へ行ってまいります。
ソーシャル活動におけるリアルプレイスの重要性、信念を貫くことの重要性、仲間との強い絆の重要性など、この数ヶ月間、このノマドカフェから学ぶことは非常に多かったですね。
お店の様子は、例によってずっとダダ漏れするはずですので、よろしければ今晩のぞいてみてください。忙しそうに飲み物を振舞う松浦さんと、楽しそうな仲間たちが映っているはずです。