ソーシャルにおけるリアルプレイスの重要性。
少し前に、facebookのグループ機能が楽しい~という記事を書かせていただきましたが、その後もグループでの会話を楽しむ毎日が続いております。
そこでやはり再認識されるのが、こうしたソーシャル活動における、リアルの「溜まり場」の重要性です。これがあるかないかで、そのグループやイベントが盛り上がるかどうか、わりと左右されちゃうよなーという点。
もちろん、リアルプレイスがなくても全然関係なく盛り上がっちゃっている例もあると思いますが、少なくともわたくしが体験している限りでは、拠点があると安定感が違うというか、やはり「拠り所」があるのは、安心できる何かがあるようです。
例えば、前回もご紹介しましたが山形の松浦さんが運営しているノマドカフェ。こちらはお店が先ですが、元々Twitterのお仲間が多い方なので、「松浦さんがやってるんだったら大丈夫だべ。」ということで集っているのだと思います。
お店に来て、ダダ漏れのUstに映っちゃう人もいれば、今日は行かれないからとUstにソーシャルストリームで絡んだり、facebookのグループに投稿したり、皆さんとっても仲がよい。
「大人の秘密基地」って感じなのでしょうか。いつも楽しそうにしておられるので、非常に羨ましいです。
で、悔しいのでわたくしもちょっと松浦さんの「大人の部活動」に倣って、「ジャズ部」という公開グループを作ってみました。
「ジャズが好きな人、興味のある方なら誰でもOK、聴く専門の人も、演奏する人も、プロもアマも、ジャズクラブのオーナーさんも、ふとジャズの話をしたくなったら来てね。相手しますぜ。」というコンセプトです。
これはひとまずヴァーチャルなのですが、実は心強い味方がおられまして。
渋谷でジャズのレコード店をされている女将さんこと青木さん。彼女のお店は、いわゆるレコード店というより、狭いんだけどサロンです。ソファーが置いてあって、いつでもご主人と女将さんが待っててくれる。そこで美味しいコーヒーを飲みながら、ジャズ談義し放題なわけです。
もう決まりですね。
グループで盛り上がったら、ここに集合です。
ソーシャルとリアル店舗の関係については、豚組の中村さんが素晴らしい考察と結果を出していらっしゃいますが、またその関係性とはちょっと違う、おもしろい在り方が、今後増えていくのではないかなと、ぼんやり思っているところです。
そして、これが当っているならば、震災の影響で経営が苦しい飲食店さんや治療院、サロンを経営されている方々は、またとないチャンスだと思うのです。いい感じに「溜まり場」になることができれば、すごく運営が楽になるはずなんですね。
もっとソーシャルのアクティブユーザー数が増えれば、かなり現実的になってくると思うのですがいかがでしょう?