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小さな会社のウェブマスターがパーソナルブランディングについてごにょります。

グルーポンとソーシャルスキル。

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明けました!おめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、正月早々グルーポンの中の、あるおせち宅配サービスがやっちまったようですが、あそこまでひどいのは別格にしても、普通の飲食業さんが、クーポンの乱売で今後ずーっと上手く行くとは、やはりどう考えても思えません。

最近ちょっとショックだったのは、「このお店いいなー、口コミで応援したいな。」と思っていたお店が、クーポンを何千枚も売っていたこと。(笑)

しかも、クーポンを使える曜日や時間帯などを制限していないらしく、予約でバッタバタになっていると聞いて、「あらら、もう常連さん、わざわざ予約しては来てくれなくなるね。」と思ったものです。いいのかなぁ。

グルーポンの行く末に関しては、あの豚組の中村さんが、かなり早い段階で完成されたレポートを書かれていますので、ご興味のある方はぜひ読んでみていただきたいと思います。

わたくしもそもそもクーポンとは、「どうしてもいつも空いてしまう時間帯をもったいないので埋める」という使い方なんだろうと思い込んでいましたので、最近の乱売傾向を見ると、どうしてもヒヤヒヤしてしまうんですよね。

ところで、グルーポン系のサービスって不思議で、ソーシャルメディアといっしょに急成長してきたはずなのに、現場ではソーシャルらしさがなーんもない。(笑)ひたすら安いのが好きなお客さんと、何でもいいからとにかく来店して欲しいお店側がいるだけ、みたいな。(もちろん全部がそうではありませんが)
お店は、ここで余計にひとふん張りしないとダメですよね。安く「お試し」で来てもらった分、リピーターになってもらわないと、全くもって意味がありません。

だから、クーポンの集客力にお任せなんじゃなくて、ここから本当のソーシャルスキルを発揮しなきゃいけないわけです。

んじゃ、ソーシャルスキルって何だろうということですが、ネットに詳しくなきゃいけないとか、Twitterのフォロワーが多いとか、そんなことではなくて、結局は人間好きかどうか?人懐っこさとか、たとえ照れ屋でも人と交流するのは好きみたいな(わたくしのことです)、きっとそんなところなんですよね。

特に、飲食店をされている方って、人と関わるのが嫌いという人はそんなにいないはず、というか、人と接するのが好きな方が始められるケースがほとんどだと思いますので、実はすでに「持ってる」と思うんです。(少なくともわたくしなんかよりずっとずっと)

だったら、割引きに頼るよりは、ちょっと大変ではありますがマメにソーシャルメディアを動かして、いろんな方と交流するほうが、よっぽど早く「地盤」となる応援団を形成できると思うし、もしインフルエンサーと呼ばれるような人と仲良くなれたら、そりゃもう大騒ぎですよ。(笑)

楽しくて仕方なくなると思うんですけどね。

わたくしの最近知り合った「ソーシャル名人」は、渋谷や水道橋、丸の内にお店を構える老舗のとんかつ店、「かつ吉」さん(←インテリアも素敵ないいお店です)の吉田さん。元々は偶然拙著をお読み下さったらしく、それをTwitterでご連絡下さったのが知り合ったきっかけです。

それ以来、幾度となくお店にお邪魔して、ご一緒した方といわゆる「かつ吉なう」的なツイートやブログ記事の更新など、頼まれてもいないのに勝手に手が動く状態です。だって自分のこと「お客」じゃなくて「友達」と思っていますからね。友達のことは、自然に口コミしちゃいますもん。

ところで吉田さんご自身は、そんなにバリバリとソーシャルメディアに取り組んでいる印象はないのですが、なぜかものすごく人脈が広そうなんですね。お聞きすると、以前からリアルの異業交流会などを主催されているとのことで、やはり根っから社交派の方なのでした。でも、ギラギラした「人脈ありまっせ~」という感じは一切なく、とても穏やかで、むしろ大人しい印象の方です。

このあたり、真のソーシャルスキルを持った人ってこういう方のことなんだなーと、あらためて思った次第です。

しかし、中村さんといい吉田さんといい、ソーシャル名人にとんかつ屋さんが多いのは、単なる偶然でしょうか?豚肉に含まれる成分が、コミュニケーションに関する脳の機関に影響を与えているのでは?(笑)

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↑牡蠣フライと海老カツととんかつの盛り合わせセット

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↑中村さん著書

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↑拙著

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