日米ソーシャルメディア討論会議事録(加藤たけしさん主催?)
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お世話になっております。
ループス岡村です。
本日お邪魔している「日米ソーシャルメディア討論会」の議事録です。
■登壇者
・Wikipediaで夜を明かす人、うめけんさん(@umeken)
・ソーシャルメディア日本代表、イケダハヤトさん(@IHayato)
・日中英の3ヶ国語が堪能な戦略コンサルタントNeal Schafferさん(@nealschaffer)
■Twitterで日本が変わる(うめけん氏)
- 既存ツールとの違い
- 時間を潰すためではない、能動的な利用。
- 有名人や会社経営者などのユーザー層
- おもしろいことを話せばだれでも注目される
- リアルなコミュニケーションに発展する。
- メールよりリアルタイムで、親密なコミュニケーション。
- フォロワーが増加することで集合知の恩恵を得られる
- 言うなれば人力RSS。
- RSSを見たり、ニュースを見たりすることもなくなった。
- @IHayato さんをフォローしてればソーシャルな情報がばんばん入ってくる。
- 不動産屋での会話内容をつぶやいていったらフォロワーが情報を届けてくれた。
- 言うなれば人力RSS。
- 義理人情の和が繋がる
- ちょっとしたことでも、自分が助けてもらったら、次はだれかを助けてあげようという気になるのが人間。
- イマドキな高校生の実態
- SNSのプロフィールよりホームページ
- リアルという自分のホームページを簡単に作れるサービスが人気
- ホームページ作ったら友達に一斉送信、相互リンクで和が繋がる。
- コミュニケーションの範囲は高校生同士と限定的。
- 地域差がある。
- モバゲーは地方
- 都市部の高校生は別のサービスに目をつけ始めている
- ネットとリアルを区別しない。常につながっていたい気持ちが強い。
- ネットへ自己発信することで共感が繋がる。
- ネットで知り合って付き合い始めるなどの例が日常になってきている。
- 高校生はデジタルネイティブという言葉を知らない。
- 親指世代(携帯)
- QWERTY世代(キーボード)←うめけんはこのへん
- タッチ世代(タッチパネル)←これからの人たち
- SNSのプロフィールよりホームページ
- うめけん会社つくる
- dig-na(ディグナ)。
- ラテン語で「価値あるもの」(後付け 笑)
■日本のソーシャルメディアの現状(イケダハヤト氏)
- 自己紹介
- 1986年生まれ、トライバルメディアハウスに在籍。
- 企業とNPOのコラボレーションに興味がある。
- 日本のソーシャルメディアは「分断された(Fragmented)ソーシャルメディア」
- 日米ソーシャルメディア普及状況を表す特徴的な数字
- Facebookの米国人口普及率は46%(日本国内は2%以下)
- mixiの日本国内人口普及率は15%(GREE、モバゲーも同程度)
- ツイッターの日本国内人口普及率は7.8%
- iPhone普及率2%
- ネット関連の仕事をしているとTwitter、iPhoneは当たり前になってきているが、全体でみるとこんなもんだということを意識しないと戦術を見誤る。
- メディアが分断されており、やりにくい。米国はFacebookやってしまえばとりあえずは大丈夫。簡単。
- 日米ソーシャルメディア普及状況を表す特徴的な数字
- ソーシャルメディアが個人の生き方に与えるインパクト
- うめけんは、ソーシャルメディアが人生を変える実例として象徴的な存在。
- イケダハヤトさんの人生もソーシャルメディアで変わった。
- ブログとツイッターでの情報発信がイケダノリユキさんの目に止まった。
- ソーシャルメディアをどう使えば人生を変えうるか
- 自分の手の届く範囲に価値を届け、共有する
- 身近なところから始める。学びや価値ある情報の共有。
- じわじわと「手の届く範囲」が広がってくる。
- ソーシャルメディアの範囲は国を超えるほど広い。世界は無限に広がっていく。
- 新しい出会いが人生を変える。
- 自分の手の届く範囲に価値を届け、共有する
- ハヤトさんの好きな言葉「Small is the new Big」
- WEBの力が興味関心が近い人々を集めることを容易にする。WEBがなかったらこの勉強会もなかった。
- そうして集まった価値観が近い人々の集まり(Small)の中で新しい価値(New big)が生まれる。
- WEBの力が興味関心が近い人々を集めることを容易にする。WEBがなかったらこの勉強会もなかった。
- 続きはオンラインで!検索ワードは「ソーシャライズ!」
■アメリカのソーシャルビジネス(ニールさん)
- Neal Schaffer
- 高校時代はアジア系の友達がほとんど。
- 大学で中国語を勉強、ルームメイトが日本人だった。
- 日本語と中国語を活かして活躍。現在は米国で働いている。
- アメリカでもソーシャルメディアとの付き合い方を模索している状態
- 米国3大ソーシャルメディアLinked In、Facebook、Twitter。
それぞれ使い方も違う。国並に。 - Linked In ではコネクションが多ければ多いほど検索された時に上位に表示される。
- 見つけられるためにコネクションを増やす。
- コミュニケーションではなくツールとして使う。
- ツールとして使っていく上で学んだ経験や戦略を書籍として出版することに。
- 米国3大ソーシャルメディアLinked In、Facebook、Twitter。
- 建設業界でもソーシャルメディアを使おうとしている
- 既存の顧客層が高齢化し、それに変わる新しいターゲット層を開拓するためにメディアをシフトする必要性に迫られている。
- なぜソーシャルメディア?
- ターゲットはどこにいるか?
- 見る人がいる限り既存の広告やメディアはなくならない。
- 米国では、2009年国民がテレビを見ている時間とインターネットをしている時間がほぼ同じだった。2010年は逆転する見込み。
- 米国でのソーシャルメディア利用状況
- Facebookだけではなく、YoutubeやWikipediaも次いで利用されている。
- 米国ではソーシャルメディアは若者だけのものではない。
- 2009年Facebook利用者が一番伸びたのは55歳以上の女性。
- マスコミとの違い
- 最初はソーシャルメディアでもマスコミと同様に一方的な情報発信が行われたが、少しずつ双方向のやり取りにシフトしていった。
- FacebookからのアクセスがGoogleでの検索を超えた。
- ターゲットはどこにいるか?
- 90年代に起こったこと。
- インターネットを使えば新興企業が大手企業を上回ることができた。
- 現在ソーシャルメディアで同じ現象が起こっている。先行者利益は大きく、イノベーションのジレンマは超え難い。
- ソーシャルメディアの時代はブランドを企業がコントロールすることは難しい
- 企業の事情を生活者は意に介さない。
- 広報だろうが、営業だろうが、CSだろうが、その企業のメッセージと受け取られる。全社的な取り組みが重要。
- ソーシャルメディアはみんなのためにあり、企業の為にあるのではない。
- 企業がもっているコンテンツを「発信」することよりも「共有」してもらうことの重要性がより高まってきている。
- 上層部はソーシャルメディアを恐れている。
- プライバシーの問題、コントロールできない性質。
- 昔からクチコミはあった。それをただ傍観するのではなく、積極的に関わることでプラス成長につなげる姿勢が重要。
- プライバシーの問題、コントロールできない性質。
- 大手企業は既存のブランドを守らなければならない難しさがある。一方、新興企業はアグレッシブにブランド構築に利用できるので有利。
- 企業の事情を生活者は意に介さない。
- SEO(Google)も依然力を持っている。
- ソーシャルメディアの利用時間は全体の22%に過ぎず、残りの時間にリーチしようと思ったら他の手段と組み合わせる必要がある。
- 流入元の傾向ははメディア次第だが、ニールの場合は半分以上が検索サイト。
- (ちょっとこの段怪しいです。間違ってたらご指摘ください)
「Social media strategy consulting」で検索するとニールのサイトがヒットする。ソーシャルによってSEOも大きな影響を受ける。- メディア予算の全てをソーシャルメディアに投下することを勧めている。ソーシャルメディア上でSOVを獲得することでSEOの効果も得られる。
質疑応答が始まっていますが、まとめずらいので公開します。
間違いなどありましたらご指摘いただけると幸いです。
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