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オンラインアンケートの「SurveyMonkey」日本版スタート

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低コストで本格的なオンラインアンケート調査ができる「SurveyMonkey」の日本版がローンチしました。今週火曜日(6/14)、神田の日本マーケティングリサーチ協会にて、「JMRX特別セミナー」としてSurveyMonkey 米国本社CEO Dave Goldberg氏の講演があり、参加してきました。こちらの講演から、気になった部分をピックアップします。

<低価格で本格的。NPOや教育機関での利用も多い>
SurveyMonkeyは、世界で最大のオンラインアンケートクリエーターとして、800万以上の登録ユーザーを持っています。低価格でプロフェッショナルな調査が設計できるということもあり、下記のように営利団体以外にも、NPOや教育機関にも多く使われていることが特徴。

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本ツールの主な用途としては、まず最も多いのは、「顧客満足度調査(約20%)」と「従業員満足度調査(約20%)」、次いで、セミナーにおける参加者のフィードバック調査なども含めた「イベントプランニング(約15%)」、体系化した形でデータを入力できる「オンラインフォーム(約15%)」、最後に「アカデミックリサーチ(約10%)」とのこと。


<日本ローンチについて>
今回の日本での公式ローンチは、サイトが日本語化されたことや円での支払いが可能になったことだけではなく、日本語でのカスタマーサポートも可能になったとのこと。公式ローンチ前に、アーリーアダプターとして既に7,000以上の日本の顧客に使われている。主なユーザー企業は下記の通り。

 トヨタ ファイナンシャルサービス、東京大学、ビズリーチ、ユニリーバ、アデコ、フェイスブックジャパン、良品計画、TBWA博報堂、
 コーチ・ジャパン、神田外語大学、DHL Japan、運輸政策研究機構、クックパッド、ハートフォード生命保険、SAP、
 ANA InterContinental 東京、アストラゼネカジャパン、英国大使館など

オンライン上で自由にカスタマイズしたアンケートを、メールや、ウェブリンク、フェースブック、ツイッター、電話(質問を事前に吹きこんでおき、自動で電話をかける)などを通じて回答収集できるとのこと。特にFacebookとの連携に効果があるようで興味深いです。

<その他>
 まだ英語版のみの新機能ですが、「質問バンク」という機能があるようです。これは、良く使われるような質問文を集めたもので、質問を作成することに慣れていないユーザーでもこれを参考に調査設計できるとのことでした。

 Q&Aで、「日本語版のリリースはもっと早いと思っていたが、何故今のタイミングなのか?」という内容の質問が挙がりました。これに対し、Dave社長は、「SurveyMonkeyの米国本社は、2年前までは12人で運営しており、現状では100人以上と急成長した。そのため、多言語化にようやく着手できたのは、ここ一年間。ヨーロッパの言語のローカライズの方が簡単だったのでそちらを先に行ったが、日本はプライオリティの高いマーケットなので大きく投資する」とおっしゃっていました。

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CEOのDave Goldberg氏

 現在、東日本大震災に関して、復興支援団体や東日本の自治体へ、アンケートシステムの無償提供を行っているそうです。詳細はこちらからどうぞ。


<参考サイト>
SurveyMonkey
http://jp.surveymonkey.com/

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