「Hack For Japan」緊急開催
突然の震災にて、多くの方が今も悲しみ、辛い思いをされています。私は、幸い、秋葉原のお客様先にて、地震に遭いましたが、秋葉原から初台まで徒歩で移動し、その日のうちに運行再開した電車で帰宅することができました。
IT 業界では、被災された方々に何かお役に立つことができないかと様々なアイディアと取り組みを始めています。たとえば、私が所属する日本マイクロソフトでも、
http://www.microsoft.com/japan/citizenship/disasterrelief/default.mspx
にて、書いてあるような取り組みをはじめ、それ以外でも社員やコミュニティのみなさんと一緒に活動しているものなどがあります。
私が関わらせていただいているものとしては、震災当初より、@kazuk さんが呼びかけた、震災で役に立つアプリケーションを有志の開発者で開発する動き、
があります。こちらは、オープンソース コミュニティのための支援サイトでチーム開発環境を提供している http://CodePlex.com にて有志の開発者が今まさに、開発を進めています。こちらも参加をご希望の方は、 @kazuk さんにご連絡ください。私に連絡いただいても、参加の手続きをすることもできると思います。
さてさて、もう一つ、緊急にてお知らせです!
3月19日から21日の3連休に、”Hack For Japan” がオンラインを中心に開催です。私も賛同者として名前を連ねさせていただきましたが、こちらも被災された方々のためのサービスのアイディア、そしてサービスの開発を行う取り組みで、クラウド、オンラインサービスで名だたるベンダーが名を連ねていることからも IT 業界の本気度といいましょうか、今できることをやろうという想いを感じていただけるのではないかと思います。
ぜひぜひ、開発者の方は、ご参加ください!サービスの実行環境として無償で Windows Azure をご利用いただけます。また、チームで開発する環境としては、GitHub などもありますが、ぜひオープンソースなら、先にご紹介した CodePlex をご利用ください。
CodePlex は、Team Foundation Server をベースとして、ソースコードのバージョン管理による共同所有、Feature, Task, Issue の共有と追跡、(ビルドの自動化)、ディスカッションを提供してくれます。
Team Foundation Server をベースとしているので、Visual Studio からならば、Team Explorer からアクセスできますし、Eclipse からは、Team Explorer Everywhere からアクセスできます。また、Subversion の各種のクライアントからもアクセスができます。また、Mercurial をベースとして採用することもできます。
ぜひぜひ、開発者のアイディアとクリエイティブな力で、できることをやってまいりましょう!
長沢 (@tomohn)