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初対面のとき好感度が上がる話し方と声

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信頼感、安心感、人物の温かみを感じていただくために「落ち着いた、良く響く、低い声でゆっくり話しましょう」とアドバイスしています。

これは、お客様を相手にする仕事でしたら、どんな人でも共通するゴールデンルールです。

そばにいる一人の人に話しかけるか、不特定多数の人に話しかけるか、また、相手がどんな立場の方か、などによって、息の流れの調整が必要になってきますが、基本は「良く響く低い声」です。

特に初対面の方と話すときは大事な場面であることを覚えておいてください。

人間は、初めて会ったときの印象でその人を判断してしまうからです。

私は、合唱の指導をしているのですが、今までたくさんの方にお会いしてきました。
合唱は、音をハーモニーすることで一つになる世界です。職種などの壁を乗り越えて、様々な方々が集まってきます。
その方々は、職業、年齢、生活環境など、同じ日本人でよくここまで多種多様な方がいらっしゃるなあと思うほど、ダイバーシティな世界でした。

そんな中、初めてお会いした印象と、その後何年もご一緒した印象というのは、ほとんど変わらないものでした。途中、「こんな面もあるのね」「成長されたなあ」など、少しずつ見えなかった面に気がつくこともありますが、最初に受けた本質的な印象を覆すほどのものではありません。

人間は本来保守的で、「よほどのこと」がない限り変わろうとするものではないのです。
(このことは以前の記事→「人生を変える方法は3つしかない」にも書きました。)


そこで、ビジネスなどで、初めてお会いするお客様には、「どのように自分を覚えてもらいたいか」をきちんと設定することです。
そこで設定を間違うと、挽回するまで時間がかかります。

例えば、新人の営業でも「この人は信頼できる。この人から買いたい」と思わせるには、製品についてしっかり勉強することも必要ですが、ある程度「ベテラン感」を出すのが一番です。

そのためには「落ち着いた、良く響く、低い声」が必要です。

私は、あまり宝飾品を買うことはしない方ですが、記念日だったので思い切って購入したことがあります。
銀座の老舗店に行ったのですが、接客してるださった方が、細くて小さな声で、口が開いてないので言葉がはっきりせず何を言っているのか良く聞こえないほど。質問をしても、小さな声で「少々お待ちください」と言って、しばらく戻って来ない。一回ならまだ良いのですが、聞くことほとんど「少々お待ちください」となってしまうのは、とても頼りなく感じてしまいました。大切な記念品を購入しようと思っているところで、そんな気分ではなく、最後には悲しくなってしまったほどです。もう二度とここには来ないだろうな、と思ってしまいました。

逆に、ある仕事でお会いした方で、あまりしっかりしているのでベテランだと思っていたら、じつは入社2年目だった、という方にもお会いしたことがあり、こういう方にはこれから先もお世話になりたいと思ったものです。そういう方に共通するのは、やはり「落ち着いた、良く響く、低い声で、ゆっくり話す」でした。

勉強することも必要ですが、お客さんが、信頼感や安心感を持っていただくためには、「どんな自分を覚えてもらいたいか」まず設定して、話すことです。

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