最も影響力のある人物にロシアのプーチンが一位 安倍首相はあと3度下げると良い
米経済誌フォーブスが30日、「世界で最も影響力のある人物」番付表を発表。各国の首脳や企業経営者の中から、一位にロシアのプーチン大統領を選びました。
ロシア内支配を固め、シリアへの米軍の軍事行動が回避できたことが大きな理由と挙げています。
アメリカの財政問題、そして、アメリカとイスラエルの和解など、その動向をプーチンさんはしっかり見ておられると感じます。今後の世界平和に向けたプーチンさんの選択に期待したいですね。
ところで、プーチンさんの演説やスピーチの声を聞くと、良い低音を持っておられます。
彼の演説は、一見そっけないですが、低音で、侍のような目つきで話すのが特徴。
ロシアでは昔から、男性は「いかに低い声を出せるか」を大事にする傾向があります。オペラでも低音の歌手が良い役を務めたりするのです。
音楽でも、起伏が激しく、情が深いのですが、骨太で男っぽい表現をする作品が多いのも特徴です。
例えば、ラフマニノフという作曲家の作品を演奏するときというのは、いくら旋律が美しいからと言って、ショパンのように綺麗に歌い込んで表現してはいけません。無表情を装いながらも、息と太いフレーズを長く持って、腹のぐっと深いところで音楽をする。演奏家はかなりの胆力を必要とします。
いつか、ロシアのピアニストに、ラフマニノフをレッスンしていただいたことがあるのですが、「ラフマニノフが”おリボン”しているみたいだよ」と言われて、瞬時に納得しました。綺麗にやってはいけないのだということです。
ロシアの音楽は、聴くほうはとことん溺れてもよいのですが、演奏するほうは感情のどこかに静観する目が必要です。「情熱の氷づけ」とでも言ったらよいのでしょうか。
ちなみに、フォーブスの番付表、日本人では黒田日銀総裁が39位、ソフトバンク孫社長が45位、安倍首相は57位ということでした。
2度目の安倍さんは、かなり声を改善されてらしたな、という印象を持ちます。
声に伸びが出てきました。
しかし、あと音程を3度下げた方が良いでしょう。
3度は、ミから「ミ→レ→ド」とドに下げるぐらいの差です。
これくらいでも、大きく印象は変わります。
トップは、出来るだけ声をよくするのは当たり前ですが、さらに低くすることが必要です。
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