ヒット曲 一つの法則があった
NHK BS2「どれみふぁワンダーランド」、ご存知ですか?
その番組の中で「ソドレミアワー」というコーナーがあり、「ソドレミ」で始まる曲はヒットするという法則を見つけて、曲を紹介しています。
2010年10月2日合唱団コール・リバティストの練習にテノール歌手の大貫先生が指導にみえました。
今練習している曲は、ジョスカン・デ・プレ作曲の「アヴェ マリア」というルネサンス時代の曲なのですが、大貫先生は「この曲もソドレミですね」と言います。
確かに、「ソド~レミド~」というテーマから始まり、それが何度も繰り返されるのです。
ルネサンス時代のアカペラ曲としては、有名な曲で、現代でも頻繁に演奏されていますから、やはり「ソドレミ」の法則が当てはまるのでしょうか。
これもまた今練習している曲、林光編曲の日本の叙情歌から「浜辺の歌」。調性は違いますが、これも「ソーソ~ドレミ~」で始まります。
そういえば、10月2日のエントリーでもご紹介した「千の風になって」も「ソドレミ~」ですね。
他には「この道」、「赤とんぼ」、スメタナ作曲「モルダウ」、チャイコフスキー作曲「白鳥の湖」より「情景」(この場合はソからドは下降)、サラサーテ作曲「ツィゴイネルワイゼン」、ショスタコーヴィチ作曲「交響曲第5番4楽章」。
サザンの「TSUNAMI」、「You Are My Sunshine」、「さそり座の女」。音の打ち直しがありますが「世界で一つだけの花」も。
探せばまだまだいっぱいありそうです。
ソからドで完全4度跳躍し、ドレミと2度ずつ上がっていくところが、何か憧れを感じさせ、心昂らせるというか、演奏していても思わず気持ちを込めたくなるような、ある種の力を持つ旋律だと思います。
「ソドレミ」で始まる曲が売れるというのも、あながち偶然ではないように思えます。